■CakePHPのディレクトリ構成
では、Zipを展開して保存されたフォルダの中身を見てみることにしましょう。CakePHPのフォルダ構成は以下のようになっています。
「app」フォルダ
これが、これから開発するWebアプリケーションの中心となるフォルダです。この中に、MVCのそれぞれのファイルを所定の場所に作成してWebアプリケーションを作っていきます。(このフォルダの内容については次ページで説明)
「cake」フォルダ
CakePHPが利用するプログラムファイルなどが保管されます。デフォルトでは「tests」というフォルダが用意されているのみです。
「lib」フォルダ
CakePHPのライブラリがまとめられています。いわば、この中にあるファイル群がCakePHPの本体プログラムといってよいでしょう。これは、ユーザーが触れることはほとんどありません。
「plugins」「vendors」フォルダ
プログラムを拡張するためのファイルなどを保管するためのところです。これらは、ある程度CakePHPに慣れてくるまではほとんど使うことはないでしょう。「CakePHPを使いこなせるようになれば、更に機能を拡張する仕組みもちゃんと用意されている」ということだけ知っておけばよいでしょう。
――とりあえず「appフォルダ以外は一切触らない」と考えてください。他のフォルダを利用することはまずありません(そのうちConsoleのプログラムは使うでしょうが、別にフォルダを開いて操作したりはしないので……)。
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