では、SQLiteにテーブルを作成しましょう。今回は、名前・メールアドレス・年齢といった情報を保管する単純な構造のテーブルを用意することにします。
LaravelでSQLiteを利用する場合、「
database」フォルダ内に「
database.sqlite」というファイル名でデータベースファイルが設置されているように設定されています。
SQLiteのプログラムが用意されているなら、コマンドプロンプトなどから「
database」フォルダ内の
database.sqliteを指定してSQLiteを起動し、下のリスト欄にあるSQLクエリー文を実行して下さい。これで「
MyTable」というテーブルが作成されます。
もし、「そのへん、よくわからない!」という人は、SQLiteを操作するツール「
SQLite Browser」を利用すると良いでしょう。これは以下のサイトで配布されています。
http://sqlitebrowser.org/
このSQLite Browserを起動し、「New Database」をクリックして、「
database」フォルダに「
database.sqlite」という名前でデータベースファイルを作成して下さい。そして、「Create Table」をクリックし、現れたターブル作成のウインドウで以下のようにテーブルを用意します。
テーブル名:MyTableFields――「Add field」で項目を4つ作り、以下のように設定する。
id――Type = INTEGER, 「PK」「AI」をONにする
name――Type = TEXT, 「Not」をONにする
mail――Type = TEXT
age――Type = INTEGEr
これでテーブルが作成されます。テーブルの項目を設定すると、下にそのテーブルを生成するSQLクエリー文が表示されますので、その内容を下のリストと比べて正しく設定されているか確認しながら作業をしましょう。
ターブルを作成したら、ダミーのデータをいくつか追加しておくと良いでしょう。ウインドウの「Browse Data」というタブをクリックして表示を切り替え、「Table」プルダウンメニューから「MyTable」を選びます。そして、「New Record」ボタンをクリックして新しい項目を作り、値を設定します。一通り入力をしたら、上にある「Write Changes」ボタンを押して変更を保存して下さい。これで、データがファイルに保存されます。