次に行うのは、必要なソフトウェアのインストールです。まずは
JDKからいきましょう。
(まぁ、サーバーサイドJavaをやろうという人は、既に一般的なJava SEの基礎ぐらいは勉強していることでしょうから、JDKはインストール済みかも知れませんね……)
一応、念の為に簡単に説明しておきましょう。JDKは以下のアドレスにて配布しています。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
このページの「
Java Se Downloads」というところに4つ並んでいるアイコンから、一番左端の「
Java Platform(JDK) ……」というアイコンをクリックしてください。これでJDKの一覧リストが表示されたページに移動します。ここから使用する環境向けのJDKをクリックしてダウンロードしてください。このとき、リストの上にある「
Accept License Agreement」という項目をクリックし選択してください。
ダウンロードされたファイルはインストーラになっています。そのままダブルクリックして起動し、デフォルトのまま次々と進んでいけばインストールをしてくれます。細かな設定はすべてデフォルトのままでOKです。
続いて、
Eclipse。これはEclipse Foundationというところのサイトで配布されています。以下のアドレスにアクセスをしましょう。
http://eclipse.org/downloads/
ここでEclipseをダウンロードできます。Eclipseは、何種類かの
パッケージがあります。これはEclipseをベースに各種の開発に必要なプラグインを組み込んで設定済みにしたものです。サーバーサイドJavaの開発を行うなら、リストの一番上にある「
Eclipse IDE for Java EE Developers」というパッケージをダウンロードしてください。
ダウンロードされるのは、ただの圧縮ファイルですので、展開し、デスクトップなど適当なところに置いておきます。インストール作業などは特にいりません。展開して保存したフォルダの中にある「
eclipse.exe」をダル部クリックすれば、Eclipseが起動します。
起動すると、最初に「ワークスペースをなんたらかんたら」というダイアログが現れます。これは、設定情報や作成するプロジェクトなどを保管しておく場所のことです。デフォルトでは、ホームディレクトリ内にフォルダを作ってそこにワークスペースを設定します。特に理由がなければ、
デフォルトのままOKすればいいでしょう。
起動すると、「
Eclipse Java EE IDE for Web Developers」と表示された画面が現れます。これは「
Welcome画面」という起動時に最初に現れるもので、特に使う必要はありません。表示エリアの左上にある「Welcome」と表示された小さなタブの×をクリックして閉じれば、通常の開発画面になります。