さて、無事にEclipseが起動したでしょうか。次に行うのは、GAEの開発に必要なソフトウェアをEclipseにインストールする作業です。Eclipseは、さまざまな拡張機能を「
プラグイン」としてインストールし、機能を追加することができます。GAEの開発機能は、このプラグインを使って組み込みます。
1. Eclipseの
<Help>メニューから、
<Install New Software...>を選びます。
2. ダイアログが現れ、「
Available Software」という表示がされます。ここで、「
Work with」の入力フィールドに、以下のアドレスを既述し、Enterキーを押します。なお、ここでは
Eclipse ver. 3.7をベースにしているので、このバージョン用のプラグインのアドレスになっています。例えば、
ver. 3.6を使っているなら、最後の
/3.7の部分を、
/3.6にしてください。
http://dl.google.com/eclipse/plugin/3.7
3. しばらく待っていると、下のリスト欄にGoogleが提供するプラグインとSDKの一覧が表示されます。これらの項目のチェックをすべてONにしておいてもいいのですが、一番上にある「
Google App Engine Tools for Android(requires ADT)」というのは、EAEでAndroidの開発をするものですので、事前にAndroidの開発環境が整えてないと組み込めません。そのあたりの準備ができてない人は、
この項目だけチェックをOFFにしてください(でないとインストール出来ません)。それから「
Next >」ボタンを押します。他のチェックなどはデフォルトのままにしておいてください。
4. 次に進むと、「
Install Detail」という表示が現れます。ここでインストールするプラグインが一覧表示されます。項目を確認し、下の「
Next >」ボタンを押して次に進んでください。
5. 「
Review Licenses」画面に進みます。これはライセンスの確認です。右下あたりにある「
I accept the terms of licens agreements」というラジオボタンをクリックして選択し、「
Finish」ボタンを押します。これでダイアログが閉じられ、インストールが開始されます。
6. しばらくダウンロード作業が続きますが、それが終わると画面に「
Security Warning」というアラートが表示されます。これは「unsignedなコンテンツがインストールされようとしているけどいいの?という確認のアラートです。「
OK」ボタンを押してください。インストールが実行されます。
7. ちょっと待つと、インストールが完了し「リスタートしないと使えるようにならないけどいいか?」と尋ねてきます。「
Restart Now」ボタンを押して、Eclipseを再起動してください。これでプラグインが使えるようになります。
――さあ、これで開発に入る準備が整いました!