back

開発環境の準備からデプロイまで (5/5)

■appengine-web.xmlについて

では、作成されたWebアプリケーションのファイル類を見てみましょう。まず、なんといっても実際にWebに表示されるindex.htmlとサーブレット(MygaeServlet.java)ですが、これらははっきりいって、何も説明することはありません。ただのHTMLファイル、ただのごくシンプルなサーブレットです。GAE/Jだからどうこう、というものはまったくありません。

また、web.xmlファイルですが、これもサーブレットが登録されているだけ、後はindex.htmlをウェルカムファイルに指定しているだけです。ごくごく普通のweb.xmlであり、JSP/サーブレットを習った人なら最初に覚えるような内容ですね。

唯一、チェックしておきたいのは、appengine-web.xmlです。これは、下のリストのような内容になっています。

ここでは、<appengine-web-app>というタグが用意され、ここにGAEの設定情報が記述されています。<application>には、公開するアプリケーションID名が、また<version>にはバージョン番号が記述されます。プロジェクトをデプロイするとき、この情報を元にアップロードされるのです。

これらは、実はプロジェクトのプロパティーを設定したのと同じ内容です。プロパティーを設定した際、このファイルの内容が自動的に書き換えられていたのです。

また、<system-properties>には、ログ機能に関する設定ファイルの指定がされています。これも、用意していないとログ関係が正常に機能しません。まぁ、これは書き換えることはあまりないでしょうから「デフォルトのままにしておけばOK」と考えましょう。


(by. SYODA-Tuyano.)

※リストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<appengine-web-app xmlns="http://appengine.google.com/ns/1.0">
	<application>アプリケーションID</application>
	<version>バージョン番号</version>
	
	<!-- Configure java.util.logging -->
	<system-properties>
		<property name="java.util.logging.config.file" value="WEB-INF/logging.properties"/>
	</system-properties>
	
</appengine-web-app>



 

記事のリストに戻る



PC Site G+ mail