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Google androidプログラミング入門

データベースを使おう! (5/8)

作成:2009-12-28 11:19
更新:2010-05-11 14:19

■DatabaseHelperクラスのonCreateメソッド

では、ここで作成しているヘルパークラス「DatabaseHelper」を見てみましょう。ここでは、まず最初にさまざまなstatic finalフィールドが用意されていますね。データベース名、テーブル名、それからテーブルに用意されるフィールド名などをあらかじめ用意しています。

onCreateメソッドでは、テーブルを作成するクエリーを実行してテーブルの準備をしています。クエリーは、以下のような形でテキストを用意します。
String query = "create table " + TABLE_NAME + "(" +
    ID + " INTEGER PRIMARY KEY," +
    TITLE + " TEXT," +
    MEMO + " TEXT);";
見ればわかるように、「create table テーブル名 ( フィールドの指定…… );」といった形になっていますね。ここでは以下のような項目がテーブルに用意されていることがわかります。

ID――INTEGER PRIMARY KEY。整数値で、プライマリキー
TITLE――TEXT。テキストを保管する
MEMO――TEXT。テキストを保管する

IDは、SQLiteの場合、タイプにINTEGERを指定すると自動的に割り振ってくれます。TITLEは、ここではメモを保存したときの日時を示す値を保管することにしました。そしてMEMOには、実際に書いたメモの内容が保管されます。
db.execSQL(query);
テーブルを作るクエリーが用意できたら、「execSQL」というメソッドを実行します。これは引数に指定したクエリーを実行するためのものです。特にデータなどの結果を返さない処理は、これを利用します。

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