フロー制御を理解しよう (1/7)
作成:2015-02-14 10:35
更新:2015-02-14 10:35
更新:2015-02-14 10:35
■「ブランチ」はON/OFFで処理を分岐する
プログラムというのは、あらかじめ用意した処理を順に実行していくものです。が、ただ「最初から順番に実行する」というだけでは複雑なプログラムは作れません。より高度な処理を作るには、必要に応じて処理の流れを制御することが必要になります。
ブループリントでは、こうした役割を「フロー制御」と呼ばれるノードとして用意しています。フロー制御ノードの使い方がわかれば、プログラムの流れを必要に応じて制御できるようになります。
フロー制御ノードは、1つしかないわけではありません。制御の方式に応じて何種類かのものが用意されています。
まずは、「ブランチ」ノードから使ってみましょう。レベルブループリントエディタでグラフを右クリックし、「ブランチ」とタイプすると項目が表示されます。
この「ブランチ」は、いくつかの入出力項目を持っています。以下に簡単に整理しましょう。
●入力項目
・Exec――ノードの左側にある、ノードの実行順を設定するためのものですね。あるノードのExec出力項目をこれにつなぐと、そのノードの実行後にこのブランチが実行されます。
・Condition――これが、分岐のための条件となります。このConditionのチェックがON(True)なら、出力側にある「True」の接続先を実行します。OFF(False)なら「False」の接続先を実行します。これは外部から真偽値をつないで設定することもできます。
●出力側
True――Conditionの値がON(True)の場合、このTrueにつないだノードが実行されます。
False――Conditionの値がOFF(False)の場合、このFalseにつないだノードが実行されます。
このように「ブランチ」では、「Condition」の値が非常に重要となります。これがONかOFFかによって、True側かFalse側のどちらか一方の処理が実行されるのです。
※下図は「ブランチ」ノード。Conitionの値に応じてTrue、Falseいずれかを実行する。
ブループリントでは、こうした役割を「フロー制御」と呼ばれるノードとして用意しています。フロー制御ノードの使い方がわかれば、プログラムの流れを必要に応じて制御できるようになります。
フロー制御ノードは、1つしかないわけではありません。制御の方式に応じて何種類かのものが用意されています。
まずは、「ブランチ」ノードから使ってみましょう。レベルブループリントエディタでグラフを右クリックし、「ブランチ」とタイプすると項目が表示されます。
この「ブランチ」は、いくつかの入出力項目を持っています。以下に簡単に整理しましょう。
●入力項目
・Exec――ノードの左側にある、ノードの実行順を設定するためのものですね。あるノードのExec出力項目をこれにつなぐと、そのノードの実行後にこのブランチが実行されます。
・Condition――これが、分岐のための条件となります。このConditionのチェックがON(True)なら、出力側にある「True」の接続先を実行します。OFF(False)なら「False」の接続先を実行します。これは外部から真偽値をつないで設定することもできます。
●出力側
True――Conditionの値がON(True)の場合、このTrueにつないだノードが実行されます。
False――Conditionの値がOFF(False)の場合、このFalseにつないだノードが実行されます。
このように「ブランチ」では、「Condition」の値が非常に重要となります。これがONかOFFかによって、True側かFalse側のどちらか一方の処理が実行されるのです。
※下図は「ブランチ」ノード。Conitionの値に応じてTrue、Falseいずれかを実行する。
(by. SYODA-Tuyano.)
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