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初心者のためのPlay Framework入門

Playアプリケーションの仕組みを知ろう! (1/6)

作成:2013-01-14 10:32
更新:2013-01-14 10:32

■Playアプリケーションの構成を理解しよう

前々回、play newコマンドを使ってWebアプリケーションを作成してみました。このフォルダの中にはたくさんのファイルやフォルダが保存されていましたね。まずは、これらの基本的な構成から頭に入れていきましょう。Webアプリケーション内にある主なフォルダ・ファイルは以下のようになります。

「.settings」フォルダ――設定ファイルが保管されています。これはWebアプリケーションとは関係なくて、Eclipseが使うものです。
「app」フォルダ――これがWebアプリケーションの本体となる部分です。この中にMVCのファイルを作っていきます。
「conf」フォルダ――Webアプリケーションの設定ファイルが保管されます。
「logs」フォルダ――ログファイルが保管されます。
「project」フォルダ――このWebアプリケーションをビルドするのに用いられているSBTというプログラムが生成するものです。
「public」フォルダ――Webアプリケーションで使うスタイルシートやJavaScrptファイル、イメージファイルなどをまとめておく場所です。
「target」フォルダ――コンパイルされたクラスファイルなどのファイルがまとめられます。
「test」フォルダ――ユニットテスト用のプログラムが保管されます。
.gitgnore――Git(いうバージョン管理プログラム)のファイルです。
README――はじめに読む説明ファイルです。

これらのフォルダの中でも、もっとも重要なのが「app」フォルダです。この中には、以下のようなフォルダが用意されます。

・「app」フォルダの中身

「controllers」フォルダ――Webアプリケーション全体の制御とビジネスロジック(実行する処理)を記述する「コントローラー」というプログラムが用意されます。
「views」フォルダ――画面に表示されるWebページのテンプレートとなる「ビュー」というファイルが用意されます。
「models」フォルダ――データベースアクセスを管理する「モデル」というプログラムが用意されます。(これは初期状態ではまだありません)

初期状態では、「controllers」フォルダの中に1つ、「views」フォルダの中に2つのファイルが用意されています。「models」フォルダは、まだありません。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。


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