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Google Apps Scriptプログラミング [中級編]

JdbcサービスによるGoogle Cloud SQLの利用 (2/6)

作成:2013-01-26 13:39
更新:2013-01-26 13:39

■Cloud SQLでインスタンスを作成する

Cloud SQLが利用できる状態になったら、そこにデータベースを構築していきます(これらの作業もすべて先ほどのGoogle APIsコンソール画面で行います)。この作業は、以下のような順番に作業を行います。

1. インスタンスの作成。これでCloud SQLが使えるようになります。
2. データベースの作成。SQLのクエリーで行います。
3. テーブルの作成。これもSQLクエリーを実行して行います。
4. サンプルデータの追加。やはりSQLのクエリーで行います。

●インスタンスの作成
では、「インスタンスの作成」から行いましょう。左側のメニューから「Google Cloud SQL」をクリックします。そして現れた画面の右上辺りにある「New instance...」ボタンをクリックし、現れたダイアログで以下の項目を入力します。

Name――データベース名です。適当に入力します。
Location Option――ロケーションの選択です。デフォルトではUSとUKしか容易されていないようなので「US」を選んでおきましょう。
Size――データベースに割り当てるメモリ量です。とりあえず、一番小さい「D0」あたりにしておきましょう。これは無料で使えるサービスで、これより上は利用量により金額が決まります。
Replication Mode――データ書き出しのモード指定です。synchronousは同期、asynchronousは非同期です。
Pricing Plan――支払いプランです。SizeD0にした場合は設定しません。
Authorized Application――オーソライズされたGAEアプリCloud SQLは、元来、GAEのアプリ内から利用することを考えていたため、ここにアプリを最低1つ登録しておく必要があります。GAEに作成したアプリ名をここに入力してください。(※ダミーでいいので、GAEのアカウント登録をし、アプリを1つ作っておいて、それを指定してください)

これで「Create instance」ボタンを押せば、インスタンスが作成されます。作成されたインスタンス名は、GAEアプリ名の後にNameをコロンでつなげたような形になります。例えば、「GaeApp::myInstance」というような感じですね。

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