JdbcサービスによるGoogle Cloud SQLの利用 (4/6)
作成:2013-01-26 13:45
更新:2013-01-26 13:45
更新:2013-01-26 13:45
■JdbcによるCloud SQLアクセスの基本
さて、準備が整ったら、Google Apps ScriptからCloud SQLにアクセスしてみましょう。Cloud SQLの利用には、「Jdbc」というサービスを利用します。これは、おそらくJavaのJDBC(Java DataBase Connection)というAPIを利用しているのでこういう名前なのでしょう。
このJdbcサービスには、データベースアクセスに関するいくつかのオブジェクトが用意されています。以下にざっと整理しておきます。
・Jdbc
これが本体ですね。Jdbcには、データベースとの接続を管理する「JdbcConnection」オブジェクトを生成するためのメソッドが用意されています。
・JdbcConnection
データベースとの接続を管理するオブジェクトです。実行するクエリーのオブジェクト「JdbcStatement」を作成するメソッドなどもここにあります。
・JdbcStatement
データベースで実行するクエリーを管理するオブジェクトです。ここで実行するクエリーなどのメソッドを呼び出したりします。
・JdbcResultSet
SELECT文のように結果を返すクエリーをJdbcStatementで実行した場合、このJdbcResultSetというオブジェクトとして返されます。結果の情報をまとめて管理するもので、ここからレコードの値などを取得していきます。
これには、大きく分けて2種類のメソッドが用意されています。それぞれ役割が違うので注意してください。
・通常のSQLサーバーへの接続
・Cloud SQLへの接続
データベースの指定――"jdbc:google:rdbms://<インスタンス>/<データベース>"MySQLサーバーなどに直接アクセスする場合には、getConnectionを使いますが、Cloud SQLではこれは使えません。getCloudSqlConnectionという専用のメソッドを利用する必要があります。
このJdbcサービスには、データベースアクセスに関するいくつかのオブジェクトが用意されています。以下にざっと整理しておきます。
・Jdbc
これが本体ですね。Jdbcには、データベースとの接続を管理する「JdbcConnection」オブジェクトを生成するためのメソッドが用意されています。
・JdbcConnection
データベースとの接続を管理するオブジェクトです。実行するクエリーのオブジェクト「JdbcStatement」を作成するメソッドなどもここにあります。
・JdbcStatement
データベースで実行するクエリーを管理するオブジェクトです。ここで実行するクエリーなどのメソッドを呼び出したりします。
・JdbcResultSet
SELECT文のように結果を返すクエリーをJdbcStatementで実行した場合、このJdbcResultSetというオブジェクトとして返されます。結果の情報をまとめて管理するもので、ここからレコードの値などを取得していきます。
■データベースへの接続の流れ
データベースアクセスは、Jdbcにあるメソッドを使い、「JdbcConnection」というオブジェクトを作成するところから始まります。まずはこのオブジェクトを作成することで、指定のデータベースとの接続が開始されるのです。これには、大きく分けて2種類のメソッドが用意されています。それぞれ役割が違うので注意してください。
・通常のSQLサーバーへの接続
変数 = Jdbc.getConnection( データベースの指定 );データベースの指定―― "jdbc:mysql://<ホスト>:3306/<インスタンス>"
・Cloud SQLへの接続
変数 = Jdbc.getCloudSqlConnection( データベースの指定 );
データベースの指定――"jdbc:google:rdbms://<インスタンス>/<データベース>"MySQLサーバーなどに直接アクセスする場合には、getConnectionを使いますが、Cloud SQLではこれは使えません。getCloudSqlConnectionという専用のメソッドを利用する必要があります。
(by. SYODA-Tuyano.)
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