Expressを導入しよう (5/7)
作成:2015-08-13 10:36
更新:2015-08-13 10:36
更新:2015-08-13 10:36
■Expressの基本処理を整理する
このサンプルではExpressを利用するため、従来のスクリプトとは書き方が変わっています。ではポイントを整理しておきましょう。
・Expressをロードする
まず最初にExpressのライブラリをロードします。これはrequire('express')で行えます。後は、これを読み込んだ変数expressを使ってExpressの機能を利用していきます。
・ExpressのApplicationオブジェクトを作成する
・GETを登録する
第2引数のコールバック関数では、requestとresponseのオブジェクトがそれぞれ引数として渡されます。これは、既にお馴染みのリクエストとレスポンスのオブジェクトが渡されます。
このgetメソッドで必要なだけアクセス先のパスに関数を登録していけば、いくつでもページを追加していけるわけです。面倒なルーティング処理などは必要なくなるのです。
・ポートをリッスンする
これでサーバー起動の処理は完了です。後は、どこからか指定のパスにアクセスがあれば、その処理が実行されるようになる、というわけです。
Node.js単体で作っていたのに比べると、ずいぶんとスッキリとしたスクリプトになることがわかるでしょう。Expressを使えば、ずいぶんと効率的にWebアプリケーションを作れることが想像できますね。
・Expressをロードする
var express = require('express');
まず最初にExpressのライブラリをロードします。これはrequire('express')で行えます。後は、これを読み込んだ変数expressを使ってExpressの機能を利用していきます。
・ExpressのApplicationオブジェクトを作成する
var app = express();最初に行うのは、アプリケーションのオブジェクトを用意することです。これは、express関数を呼び出して行います。この関数は、Expressのアプリケーションとなる「Application」オブジェクトを作成して返すものです。
・GETを登録する
app.get("/", function(req, res){……略……});続いて、GETの登録を行います。これは、HTTPのGETによるアクセスの登録です。第1引数にはアクセスしたパスを、第2引数には実行する関数をそれぞれ指定します。これで、第1引数のパスにアクセスがあったとき、第2引数の関数を呼び出し実行するようになります。
第2引数のコールバック関数では、requestとresponseのオブジェクトがそれぞれ引数として渡されます。これは、既にお馴染みのリクエストとレスポンスのオブジェクトが渡されます。
このgetメソッドで必要なだけアクセス先のパスに関数を登録していけば、いくつでもページを追加していけるわけです。面倒なルーティング処理などは必要なくなるのです。
・ポートをリッスンする
app.listen(3000, function(){……略……});最後に、ポート番号を指定して「listen」を呼び出します。これで、指定のポート番号で待ち受け状態を開始します。コールバック関数で、リッスン開始後の処理を用意しておくことができます。
これでサーバー起動の処理は完了です。後は、どこからか指定のパスにアクセスがあれば、その処理が実行されるようになる、というわけです。
Node.js単体で作っていたのに比べると、ずいぶんとスッキリとしたスクリプトになることがわかるでしょう。Expressを使えば、ずいぶんと効率的にWebアプリケーションを作れることが想像できますね。
(by. SYODA-Tuyano.)
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