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初心者のためのCakePHP 1.3 プログラミング入門

モデルを使ってデータベースにアクセスする (6/7)

作成:2010-02-18 11:44
更新:2010-05-10 19:28

■ビューを作成する

では、indexアクションのビューを用意しましょう。「views」内に、新たに「mydatas」というフォルダを作成してください。そして、この中に「index.ctp」という名前でファイルを用意します。そして、下のリストのように記述してください。

ここでは、$datasで渡されたデータを順に取り出し、必要な値を書き出しています。findで取得したデータは、配列の形でまとめられています。そこで、foreach($datas as $data)というようにして、繰り返し$datasから順に$dataに取り出していきます。

取り出されたデータは、モデルの配列になっており、各モデルの中に更に各項目の値が配列として保管されています。これは、同時に複数のモデルを利用する場合のことを考えてでしょう。したがって、例えばnameの値を取り出すならば、$data['Mydata']['name']というように指定をすればよいことになります。

テンプレートができたら、http://localhost/cakesample/mydatas/にアクセスをしてみましょう。そして、サンプルで作ったデータが一覧表示されるのを確認しておきましょう。なお、テンプレートのスタイル設定によっては文字などが醜くなるので、テーブル関係のスタイルシートを追加して調整しておきましょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※index.ctp のリスト

<h1>データの一覧リスト</h1>
<table>
<tr><th>名前</th><th>メール</th><th>電話</th></tr>
<?php foreach($datas as $data){ ?>
<tr>
<td><?php echo $data['Mydata']['name']; ?></td>
<td><?php echo $data['Mydata']['mail']; ?></td>
<td><?php echo $data['Mydata']['tel']; ?></td>
<?php } ?>
</tr>
</table>


※追加するスタイルシート例

table {
	background: #393;
	margin: 10px;
}
table tr th {
	background: #393;
	color: #EFE;
}
table tr td {
	background: #EFE;
	color: #3A3;
	padding: 3px;
}

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