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App InventorによるAndroid開発入門

WebコンポーネントとGAEで本格データベース・アプリ (4/7)

作成:2013-07-20 10:47
更新:2013-07-20 10:47

■アプリのレイアウトを作る

では、App Inventorでアプリを作成しましょう。まずはレイアウトを作成します。今回は、けっこうたくさんの部品を作るので、部品の並び方などをよく考えて作っていきましょう。なお、()内は部品の名前(Renameで設定する名前)です。

・Label(Label1)
実行時の簡単なメッセージなどを表示させるものです。これはデフォルトのままでOKです。

・TextBox(TextBox1)
メッセージを入力するためのフィールドです。WidthFill parentにして横幅を広げておきましょう。

・Button(SendButton)
メッセージをサーバーに送信するためのボタンです。Textを「Send」などわかりやすいものにしておきましょう。

・ListPicker×3個
 (yearList, monthList, dayList)

多数の項目をリスト表示するリストピッカー(ListPicker)を3つ配置します。これは、それぞれ年・月・日の数字を表示するようにしておきます。例えばyearListならば、「2013, 2014, 2015」といった値をElementsFromStringに記入すれば、それぞれの値をリストにして表示できます。同様に、monthListには1~12を、dayListには1~31をリストに設定しておきます。

・Button(SearchButton)
2つ目のボタンです。これは検索用のボタンです。「Search」などわかりやすい名前にTextを変更しておきます。

・Label(ResultLabel)
検索結果を表示するボタンです。たくさんのテキストが表示された場合を考え、一番下に配置しておくとよいでしょう。

・Web×2個(WebSend、WebSearch)
Webを2つ配置します。2つのサーブレットそれぞれに対応させるためです。まぁ、Urlを設定するなどして1個を使いまわすこともできますが、ここではわかりやすく、「1つのサーブレット(アクセス先)に1つのWeb」としておきました。WebSendのほうにはメッセージを保存するサーブレットのアドレス、WebSearchはデータん検索をするサーブレットのアドレスをそれぞれのUrlプロパティに設定しておいてください。

・Clock(Clock1)
クロックは、タイマーとしての機能を提供するものですが、実は日時に関する機能も提供してくれます。現在の年月日の情報を得るのにClockを1つ配置しておきます。


――以上の部品類を適当に配置してください。部品を整列して並べるには、「Screen Alignment」のところにある部品を利用すると良いでしょう。ここには、部品を縦や横に並べて配置するためのものが用意されています。これらを配置し、その中に部品類を組み込んでいくことで、簡単に部品を整列できます。これらの部品をうまく使ってレイアウトをしてください。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※下図は、作成したアプリのレイアウト。

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