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初心者のためのUnreal Engine ブループリント入門

HUDをプログラミングしよう! (2/7)

作成:2015-03-21 09:50
更新:2015-03-21 09:50

■Widgetブループリントエディタについて

Widgetブループリントを開くと、デフォルトではGUIをデザインするための画面が開かれます。Widgetブループリントのエディタは、このGUIデザイン画面と、ブループリントのグラフを作成する画面をもっており、これを切り替えて作業をします。

ウインドウの右上辺り(ツールバーの右端)に「デザイナー」「グラフ」という表示が見えるでしょう。この部分をクリックして表示を切り替えることができます。

デザイナー画面では、いくつかの小さいウインドウが組み合わせられています。以下にそれぞれの働きをざっと整理しておきましょう。

・デザイナー
中央に表示されている、縦横のグリッド線が表示されているエリアです。ここにGUIの部品を配置して画面表示のデザインを作成していきます。デフォルトでは「CanvasPanel」という無色透明な四角い部品が表示されています。このCanvavsPanelの中に、GUI部品をドラッグ&ドロップして組み込んでいきます。

・パレット
ウインドウの左側上部にあるウインドウです。ここに、GUIの部品類がまとめられています。ここから部品をドラッグし、デザイナーにドロップして配置します。一般的なGUI部品は「共通」というところにまとめられています。また部品類の配置の仕方を設定するためのコンテナ部品は「パネル」というところにあります。

・階層
パレットの下にあります。現在、組み込まれている部品類の組み込み状態を階層的に表したものです。GUI部品は、部品類の並べ方などを管理するコンテナ部品を組み合わせて表示を作ることが多いため、何がどう組み込まれているかをチェックするのが重要になります。

・詳細
これは既におなじみですね。デザイナーや階層パネルで部品を選択すると、選択された部品の細かな設定などがこの詳細パネルに表示されます。ここで設定変更して表示や動作を調整します。

・アニメーション/タイムライン
一番下に横長に表示されているものです。これはアニメーションに関するものです。


――とりあえず、「デザイナー」「パレット」「詳細」の3つのウインドウの役割と使い方がわかれば、GUIの作成はできると考えてよいでしょう。

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