libro
www.tuyano.com
初心者のためのGroovy/Grails入門

ドメインクラス(Modelクラス)を作ろう! (2/5)

作成:2013-10-26 09:03
更新:2013-10-26 09:03

■ドメインクラスを作成しよう

では、ドメインクラスを作りましょう。これは、コマンドラインからGrailsコマンドを実行して作業してもいいですし、GGTSで新規作成することもできます。両方のやり方を整理しておきましょう。

1. Grailコマンドを使う
Grailsのプロジェクトを開くと「grailsw.bat」というバッチファイルがあります(Mac OS X/Linux用は「grailsw」)。これをダブルクリックして開いてください。コマンドプロンプトが起動し、Grailsが実行され、コマンド入力待ちの状態になります。ここでGrailsのコマンドを入力していけば、このプロジェクトに対してそれが実行されます。

ドメインクラスの作成は「create-domain-class」というコマンドを使います。これは以下のように実行します。
create-domain-class クラス名
 では、ここでは「SampleData」というクラスを作ることにしましょう。以下のようにコマンドを実行してください。
create-domain-class SampleData
実行したら、プロジェクトの「grails-app」内にある「domain」フォルダを開いてみてください。中に「grailsapp」というパッケージ用フォルダが作られ、その中に「SampleData.groovy」というファイルが作成されます。これがドメインクラスのソースコードファイルになります。

2. GGTSを使う
GGTSでは、ドメインクラスの作成は標準でテンプレートが用意されています。<File><New><Domain Class>メニューを選んでください。画面にドメインクラス名を入力するダイアログが現れるので、「SampleData」と入力し、OKします。これで自動的に「SampleData.groovy」ファイルが生成されます。

――ドメインクラスの生成そのものは非常に簡単ですね。ただし、これは「ファイル」が作られているにすぎません。ここに必要な情報を書いて、クラスを定義しないといけません。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※下図はGGTSの<Domain Class>ダイアログ。

※関連コンテンツ

「初心者のためのGroovy/Grails入門」に戻る