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iアプリ・プログラミング入門

開発の準備を整えよう (7/8)

作成:2009-12-29 18:43
更新:2009-12-29 18:43

■開発ツールの基本画面

インストールされる開発ツールは「iαppli Development Kit」というものです。<スタート>メニューの<すべてのプログラム>内にある<iαppli Development Kit for DoJa5.x(FOMA)>から、<iappliTool for DoJa5.x(FOMA)>を選んでみましょう。iappliToolという開発ツールが起動します。

このプログラムは、プロジェクトの管理画面とエミュレータ画面の2つからなります。左側に現れるのがプロジェクトを管理するためのもので、ここで新しいプロジェクトを作成したり、さまざまな設定をしたり、またプロジェクトをビルドして実行したりします。

プロジェクトを実行すると、右側の画面にプログラムの表示がされます。これがエミュレータで、iアプリの動くケータイをエミュレートしています。「メインディスプレイ」にプログラムが表示され、右側にあるキーをマウスでクリックして操作をすることができます。

開発ツールの基本的な操作は、管理画面のウインドウにあるボタンで行います。とりあえず、以下のものの役割だけ覚えておけばよいでしょう。

プロジェクト新規作成――新しくプロジェクトを作ります。ボタンを押すとプロジェクト名を入力するダイアログが現れ、そこに入力すると自動的に作成されます。

プロジェクト読込み――プロジェクトを開きます。クリックすると、現在、利用できるプロジェクトの一覧が表示されます。そこから開くものを選ぶと、そのプロジェクトが設定されます。

ADF設定――これは、作成したiアプリの設定情報を記述したファイルを作成するためのものです。ADFについては、また改めて触れます。

ビルド――クリックすると、プロジェクトをビルドし、プログラムを生成します。

起動――クリックすると、現在開いているプロジェクトをエミュレータで実行します。

起動種別――プログラムの起動の仕方を指定するものです。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。


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