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iアプリ・プログラミング入門

イメージの利用とイベント処理 (2/6)

作成:2009-12-30 09:56
更新:2009-12-30 09:56

■イメージを縦横にずらりと並べる

では、実際に簡単なサンプルを作成しましょう。まず、表示するイメージを作成します。ここでは32×32ドットの大きさのイメージを「image.gif」というファイル名で「res」フォルダ内に保存しましょう。

イメージが用意できたら、ソースコードの修正です。例によって、MainCanvasクラスの定義を以下のリストのように書き換えましょう。

実行すると、image.gifのイメージを縦5×横5にずらりと並べて描画します。コンストラクタでは、例外処理を用意し、その中でImageを作成しています。paintでは、二重の繰り返しを使ってdrawImageを実行しています。基本的な使い方がわかれば、そう難しいものではありませんね。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※MainCanvasの修正
class MainCanvas extends Canvas {
    private Image image;

    MainCanvas() {
        this.setSoftLabelVisible(false);
        try {
            MediaImage mi = MediaManager.getImage("resource:///image.gif");
            mi.use();
            image = mi.getImage();
        } catch (ConnectionException e) {}
    }

    public void paint(Graphics g) {
        int w = 32,h = 32;
        g.lock();
        g.clearRect(0, 0, this.getWidth(), this.getHeight());
        for (int i = 0; i < 5; i++) {
            for (int j = 0; j < 5; j++) {
                g.drawImage(image, i * w, j * h);
            }
        }
        g.unlock(true);
    }

}

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