Web SQL Database APIによるデータベース・アクセス (6/6)
作成:2010-07-17 18:09
更新:2010-07-17 18:11
更新:2010-07-17 18:11
■主なSQLステートメント
データベースを利用するための基本的な流れはこれでだいたい理解できました。後は、SQLステートメントを覚えていくだけです。
とりあえず、「テーブルの作成」「データの追加」「全データの取得」はわかりました。この他に重要なものをいくつか覚えておきましょう。
例えば、「WHERE NAME='taro'」とすれば、NAME項目の値が'taro'のものだけが取得できます。このようにして、WHEREはデータの検索に重要な役割を果たします。
SETは、更新するデータの内容を記します。例えば、「SET NAME='HOGE'」とすると、NAMEという項目の値を'HOGE'に変更する、という意味になります。といっても、これだけだと、「テーブルにある全データのNAMEを'HOGE'にしてしまいます。「どのデータの値を変更するか」をきちんと指定しないといけません。
それを行っているのがWHEREです。WHEREを使って条件を絞り込むことで、そのデータの項目だけを変更するようになるわけです。
こうした時には、WHEREを使って「どのデータを削除するか」を絞り込みます。このように、SQLでは何をするにも「WHEREでデータを絞り込んでから、そのデータに対して操作をする」というようなやり方をするんですね。
SQLにはまだまだたくさんの機能がありますが、とりあえずこれだけ覚えておけば、データの追加・編集・削除・検索といった基本的なことはできるようになりますよ。
とりあえず、「テーブルの作成」「データの追加」「全データの取得」はわかりました。この他に重要なものをいくつか覚えておきましょう。
※データの検索
SELECT * FROM テーブル WHERE 条件式すべてのデータを取り出すのでなく、特定のものだけをピックアップして取り出したい時には、SELECT FROMの後に「WHERE」というものをつけます。これは、その後にある条件を使ってデータを絞り込むためのものです。
例えば、「WHERE NAME='taro'」とすれば、NAME項目の値が'taro'のものだけが取得できます。このようにして、WHEREはデータの検索に重要な役割を果たします。
※データの更新
UPDATE テーブル SET 項目=値 WHERE 条件式既に保管してあるデータの一部を更新したい場合には、「UPDATE」というものを使います。これは、テーブル名の他に「SETによる項目の設定」「WHEREによる絞り込み」を記述します。
SETは、更新するデータの内容を記します。例えば、「SET NAME='HOGE'」とすると、NAMEという項目の値を'HOGE'に変更する、という意味になります。といっても、これだけだと、「テーブルにある全データのNAMEを'HOGE'にしてしまいます。「どのデータの値を変更するか」をきちんと指定しないといけません。
それを行っているのがWHEREです。WHEREを使って条件を絞り込むことで、そのデータの項目だけを変更するようになるわけです。
※データの削除
DELETE FROM テーブル WHERE 条件式既にあるデータを削除するには、「DELETE」を使います。FROMでテーブルを指定することで、その中のデータを削除します。といっても、全部を削除されちゃ困る!ということもあるでしょう。
こうした時には、WHEREを使って「どのデータを削除するか」を絞り込みます。このように、SQLでは何をするにも「WHEREでデータを絞り込んでから、そのデータに対して操作をする」というようなやり方をするんですね。
SQLにはまだまだたくさんの機能がありますが、とりあえずこれだけ覚えておけば、データの追加・編集・削除・検索といった基本的なことはできるようになりますよ。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
※データの検索 SELECT * FROM テーブル WHERE 条件式 ※データの更新 UPDATE テーブル SET 項目=値 WHERE 条件式 ※データの削除 DELETE FROM テーブル WHERE 条件式
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