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初心者のためのUnity超入門

アニメーションを作ろう (3/5)

作成:2014-04-05 11:41
更新:2014-04-05 11:41

■キーフレームを設定しよう

Animationビューに追加された「○○ : Positon」という項目(○○はゲームオブジェクト名)は、その中に「Position.x」「Position.y」「Position.z」というプロパティを持っています。これが、それぞれPositionx, y, zの値を示します。

その右側のグラフ部分には、いくつかのマークが表示されていますね? これは「キーフレーム」というものです。キーフレームは、文字通りアニメーションのキーとなるフレームです。

Unityでは、ゲームの画面は「フレーム」と呼ばれるものを高速に切り替え表示することで作られます。これは、映画が1コマ1コマを高速に表示して動いているのと同じ理屈です。この映画のコマに相当するのが「フレーム」です。

キーフレームは、「このフレームでは、このプロパティはこの値になる」ということを決めた特別なフレームです。のマークが、そのプロパティに設定された値を示しています。このように、フレームに値を設定していくことで、ゲームオブジェクトを動かすのですね。

「げっ、1コマ1コマに値を設定しないといけないのか?」と思った人。実は、Unityでは、キーフレームを設定すると、その間のフレームは自動的に値が調整されるようになっているんです。例えば、最初のフレームに「0」、10フレーム目に「100」と設定すると、その間のフレームでは「10」「20」「30」というようにプロパティの値が自動調整されて表示されるようになっているんですね。

では、Animationビューのグラフ部分の上に見える目盛りから「0:30」と表示されたところをクリックしてみてください。この地点に赤い直線が移動します。この赤い直線は、現在選択されている場所を示しています。

この状態のまま、左側のリストにある「Position.x」の右側の値を適当に書き換えてみましょう。これで、0:30の地点にキーフレームが設定されました。

設定したら、Animationビューの左上にある「Play」ボタン(「Reord」ボタンの右隣り)をクリックして、動かしてみてください。最初に表示されていた地点から、0:30で設定した場所まで往復して動くアニメーションが表示されますよ!

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●プログラム・リスト●

※下図は、0:30のフレームに、Position.xの値を設定したところ。

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