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App InventorによるAndroid開発入門

TinyDBで簡易メモ・アプリを作ろう (2/5)

作成:2010-11-10 11:18
更新:2010-11-10 11:18

■簡易メモアプリを作る

では、TinyDBの利用例として、テキストを保管する簡単なメモアプリを作ってみましょう。今回は、データの保存と取り出しの単純な機能だけを持ったアプリを作ってみます。デザイナで、以下のように部品を配置していきましょう。

TextBox
メモを入力するために用意します。名前は「TextBox1」となります。Widthは「Full Parent」にし、縦幅は適当なサイズに調整しておきましょう。(ここでは300pixelsにしておきました)

HorizontalArrangement
これはパレットの「Screen Arrangement」内に用意されているものです。ここには、部品の配置のためのものがまとめられています。HorizontalArrangementは、複数の部品を横一列に並べるためのものです。「HorizontalArrangement1」という名前で作られます。

配置すると、透明で四角い枠線だけの部品が表示されます。この中に部品を置くと、それらがすべて横一列に並べられます。(なお、黒い枠線は、実行時には見えません)

Button(2つ)
操作用のボタンを2つ用意します。いずれも、HorizontalArrangementの中に組み込みます。Button1は保存用、Button2は読み込み用となります。それぞれ、表示テキストを分かりやすいものに変更しておきましょう。

TinyDB
肝心のTinyDBも配置しておきましょう。これは見えない部品ですから、デザイナに配置すると下の方にアイコンだけ表示されます。これは設定などありません。名前は「TinyDB1」となっています。

Notifier
メッセージを表示したり、データを取り出したりするときに使うダイアログを表示するのに、Notifierを1つ用意しておきます。名前は「Notifier1」となります。

――これで、デザインは完成です。後は、ブロック・エディタを使い、順に機能を組み込んでいくだけです。

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