TinyDBで簡易メモ・アプリを作ろう (4/5)
作成:2010-11-10 12:55
更新:2010-11-10 12:55
更新:2010-11-10 12:55
■データの保存処理を作る
では、いよいよ一番のポイントである「ボタンを押して、メモを保存する」という処理を作成しましょう。これは、「Button1.Click」を用意して、この中に組み込んでいきます。かなり長いので、間違えないように作成してください(下のリスト欄に、配置する処理の概略をまとめておきます)。内容をざっと整理しておきましょう。
1.TinyDB1.GetValueで、counterタグの値を取り出し、変数counterに設定します。
2.[if]を使い、counterの値が「空のテキスト」かどうかをチェックします([text]の部品を[=]にはめ込み、値をカラにします)。これは、まだ何もデータがない場合の処理です。counterがカラなら、ゼロに設定しておきます。
3.変数counterの値を1増やします。これは[+]を使い、counterに1を足したものをcounterに設定します。
4.TinyDB1.StoreValue]を使い、値を保存します。これは右側に凹みが2つあります。1つ目には保存するタグ名を、2つ目には保存する値をそれぞれ指定します。ここでは、タグ名には変数counterの値を、保存する値はTextBox1.Textを指定します。これで、counterの番号でTextBox1のテキストが保存できました。
5.再度[TinyDB1.StoreValue]を使い、counterタグの値を現在の変数counterの値に変更します。
6.TextBox1のテキストをクリアします。これはTextBox1.Textに空のテキストを設定すればOKです。
7.画面のタイトルをData No,[counter]という形に変更します。
8.Notifier1.ShowAlertを使い、メッセージを表示します。
1.TinyDB1.GetValueで、counterタグの値を取り出し、変数counterに設定します。
2.[if]を使い、counterの値が「空のテキスト」かどうかをチェックします([text]の部品を[=]にはめ込み、値をカラにします)。これは、まだ何もデータがない場合の処理です。counterがカラなら、ゼロに設定しておきます。
3.変数counterの値を1増やします。これは[+]を使い、counterに1を足したものをcounterに設定します。
4.TinyDB1.StoreValue]を使い、値を保存します。これは右側に凹みが2つあります。1つ目には保存するタグ名を、2つ目には保存する値をそれぞれ指定します。ここでは、タグ名には変数counterの値を、保存する値はTextBox1.Textを指定します。これで、counterの番号でTextBox1のテキストが保存できました。
5.再度[TinyDB1.StoreValue]を使い、counterタグの値を現在の変数counterの値に変更します。
6.TextBox1のテキストをクリアします。これはTextBox1.Textに空のテキストを設定すればOKです。
7.画面のタイトルをData No,[counter]という形に変更します。
8.Notifier1.ShowAlertを使い、メッセージを表示します。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
※[Button1.Click]の内容 [setglobal counter to][TinyDB1.GetValue][text counter] [if] [=][global counter][text] [setglobal counter to][number 0] [setglobal counter to][+][global counter][number 1] [TinyDB1.StoreValue] [global counter] [TextBox1.Text] [TinyDB1.StoreValue] [text counter] [global counter] [set TextBox1.Text to][text] [set Screen1.Title][join][text Data No,][global counter] [Notifier1.ShowAlert][join][text save data in No,][global counter]
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