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初心者のためのLaravel入門

Requestクラスの基本 (4/5)

作成:2016-01-31 11:36
更新:2016-01-31 11:36

■アドレスに関するメソッド

このRequestクラスには、値を取り出すinputの他にもいろいろと便利なメソッドが用意されています。中でも、アクセスしてきたアドレスに関連するメソッドは覚えとくと役立つものが多いでしょう。ここで簡単に整理しておきましょう。

・URLを得る
$request->url();
アクセスしたURLを取得します。これは、クエリーテキスト(?○○=☓☓……の部分)の手前までの部分になります。例えば、http://localhost:8000/helo?id=abcとアクセスすると、「http://localhost:8000/helo」という値が得られます。

・フルURLを得る
$request->fullUrl();
これもURLを得るものですが、こちらは完全な形でのURLを取り出します。クエリーテキストまで含めたものが得られます。例えば、http://localhost:8000/helo?id=abcとアクセスすると、そのまま「http://localhost:8000/helo?id=abc」が得られます。

・パスを得る
$request->path();

これは、サーバー内のパスを返すものです。これは、ホスト名以降の部分を示します。例えば、http://localhost:8000/helo?id=abcにアクセスしたなら、localhost:8000/より後の部分(そしてクエリーテキストを覗いた部分)として「helo」がパスとして得られます。

下のリスト欄に、これらの利用例を挙げておきます。アクセスすると、URL、フルURL、パスがそれぞれ表示されます。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

public function getIndex(Request $request)
{
    $res = 'URL : ' . $request->url()
        . '<br>Long URL : ' . $request->fullUrl()
        . '<br>PATH : ' . $request->path();
    return view('helo', ['message' => $res]);
}

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