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初心者のためのPython入門

構文を覚えよう! (3/5)

作成:2011-01-15 10:22
更新:2011-01-15 10:22

■条件って、どう書くの?

さて、このifを使うためには、「条件」というのをどうやって用意するか、が重要となります。条件といっても、Pythonというプログラミング言語が理解できるものでないといけません。条件にできるものは、整理するとだいたい以下のようになるでしょう。

1.数字を比較する式
一番多いのがこれです。前ページのサンプルもこれを使っていました。2つの値を比較して「どっちが大きいか」とか「同じ値かどうか」といったことをチェックする式です。これは、以下のような記号が用意されています。

値1 == 値2    値1と値2は等しい
値1 != 値2    値1と値2は等しくない
値1 < 値2     値1より値2のほうが大きい
値1 <= 値2    値1より値2のほうが大きいか等しい
値1 > 値2     値1より値2のほうが小さい
値1 >= 値2    値1より値2のほうが小さいか等しい


2.真偽値の値や変数
真偽値」というのは、「正しいか正しくないか」という二者択一のための値でしたね。これはTrueFalseのいずれかの値でした。if構文では、その後の変数や値がTrueならば、その後にある処理を実行します。Falseなら処理を実行しないか、あるいはelse:以降の処理を実行します。

――実を言えば、この2つはどっちも同じものなのですね。1の「2つの値を比べる式」というのは、2つの式を比べた結果を真偽値で返す、という働きをするものなのです。つまり、突き詰めれば「TrueFalseか」で、すべてのifの条件はできている、というわけです。

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