構文を覚えよう! (5/5)
作成:2011-01-15 10:47
更新:2017-06-03 11:58
更新:2017-06-03 11:58
■たくさんの値を順に繰り返す「for」構文
実は、繰り返しにはもう1つの構文があります。それは「for」という構文です。このforは、「たくさんある値を順に処理していく」というのに用いられるものです。
※for構文の基本形(1)
※for構文の基本形(2)
プログラミング言語では、「たくさんの値をひとまとめにして扱うための機能」が用意されています。これは、そうしたもののための専用繰り返しです。つまり、たくさんある値を順に取り出しては処理を実行する、ということを、用意されているすべての値について繰り返していくのです。
この「たくさんの値」というのが何かはちょっと脇において、実際の利用例を見てみましょう。下のリストは、先ほどwhileに掲載したサンプルを、for構文で書きなおしたものです。
ここでは、range(……)という見たことないものが使われていますが、これは「1から変数xまでの数字を全部ひとまとめにしたものを作る関数」です。これで、1,2,3,……100という全部の数字をまとめたものを作り、その1つ1つを取り出してtotalに足していってるのですね。
……さて、このforを使いこなすためのポイントは、「たくさんの値をまとめたもの」というのが何か?という点でしょう。これは一般に「配列」と呼ばれるものです。というわけで、次はこの配列やその仲間について説明することにしましょう。
※for構文の基本形(1)
for 変数 in たくさんの値 :
繰り返す処理……
※for構文の基本形(2)
for 変数 in たくさんの値 :
繰り返す処理……
else:
繰り返し終了時の処理
プログラミング言語では、「たくさんの値をひとまとめにして扱うための機能」が用意されています。これは、そうしたもののための専用繰り返しです。つまり、たくさんある値を順に取り出しては処理を実行する、ということを、用意されているすべての値について繰り返していくのです。
この「たくさんの値」というのが何かはちょっと脇において、実際の利用例を見てみましょう。下のリストは、先ほどwhileに掲載したサンプルを、for構文で書きなおしたものです。
ここでは、range(……)という見たことないものが使われていますが、これは「1から変数xまでの数字を全部ひとまとめにしたものを作る関数」です。これで、1,2,3,……100という全部の数字をまとめたものを作り、その1つ1つを取り出してtotalに足していってるのですね。
……さて、このforを使いこなすためのポイントは、「たくさんの値をまとめたもの」というのが何か?という点でしょう。これは一般に「配列」と呼ばれるものです。というわけで、次はこの配列やその仲間について説明することにしましょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
※プログラムリストが表示されない場合
AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。
●プログラム・リスト●
x = 100 total = 0 for n in range(1, x + 1): total = total + n else: print(str(x) + "までの合計は、" + str(total)) print("....end.")
※関連コンテンツ