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初心者のためのSwiftプログラミング入門

関数をマスターする (4/6)

作成:2014-08-02 10:08
更新:2014-08-02 10:08

■引数のデフォルト値

関数の引数については、この他にも覚えておきたい機能があります。まずは「デフォルト値」から説明しましょう。

関数の引数には、あらかじめデフォルト値を指定しておくことができます。これは、引数に用意した変数にイコールで値を代入しておくだけです。こんな感じですね。
func 関数名 ( 引数名 : タイプ = 値 )

デフォルト名を指定すると、引数名は自動的に外部名として外部から指定するようになります。ですから、#をつけてショートハンド指定をする必要はありません。

デフォルト値を指定するということは、「その引数は省略してもいい」ということになります。ということは、関数を呼び出す時、その引数があるかないかわからない、ということになります(なくてもいいんですから)。このために、デフォルト値を指定した引数は必ず外部名を指定してそれがどの引数の値かわかるようにします。

下のリスト欄にデフォルト値の利用例を挙げておきます。rateの引数を省略すると自動的に0.08が使われます。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※デフォルト値の利用例

func tax(#price:Int, rate:Double = 0.08) -> Int {
    return Int(Double(price) * (1.0 + rate))
}

var res:Int = tax(price:10000, rate:0.08)
var res3:Int = tax(price:12300)
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