リスト・タプル・レンジ・セット・辞書 (8/8)
作成:2017-06-03 12:35
更新:2017-06-03 12:35
更新:2017-06-03 12:35
■辞書の操作
辞書も、他のコンテナと同様に操作するための機能がいろいろと用意されています。主なものについてまとめておきましょう。
・値の追加
・値の削除
・すべてのキーを取得する
・すべての値を取得する
・すべての項目(キーと値)を取得する
――辞書は、リストなどに比べると、「キーワードで値を取り出す」という性格上、やや特殊な用途で使われます。データの順番が重要でないもの、データに名前をつけて管理するほうが番号よりも圧倒的に便利な場合です。そのあたりの「これはリストでいいんじゃないか、辞書を使うほうが便利ではないか」ということも考えて利用しましょう。
・値の追加
辞書 [ キー ] = 値辞書に新たに値を追加するのは簡単です。[]で追加するキーワードを指定して値を代入すればいいのです。辞書でそのキーワードがまだ使われていなければ、新たにそのキーワードの項目を追加します。appendやaddのような専用の機能は必要ありません。
・値の削除
del 辞書 [ キー ]値を削除する場合、removeは使えません。delを利用して削除をします。
・すべてのキーを取得する
変数 = 辞書 . keys()
・すべての値を取得する
変数 = 辞書 . values()
・すべての項目(キーと値)を取得する
変数 = 辞書 . items()辞書には、キーワードや値をまとめて取り出すための機能があります。keys/valuesは、辞書に保管されているすべてのキーワード/値をコンテナとしてまとめて取り出します。また、itemsは、キーワードと値をタプルにまとめたものをまとめてとりだします。
――辞書は、リストなどに比べると、「キーワードで値を取り出す」という性格上、やや特殊な用途で使われます。データの順番が重要でないもの、データに名前をつけて管理するほうが番号よりも圧倒的に便利な場合です。そのあたりの「これはリストでいいんじゃないか、辞書を使うほうが便利ではないか」ということも考えて利用しましょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
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