関数をマスターしよう (3/5)
作成:2011-01-24 09:29
更新:2017-06-03 14:08
更新:2017-06-03 14:08
■戻り値について
関数は、関数名と引数がきちんとわかっていれば定義できます。が、実は関数には、定義の部分には現れないもう1つの重要な要素があります。それは「戻り値」です。
戻り値は、関数を実行後、なんらかの値を呼び出した側に返す働きをします。この戻り値は、「return」というものを使って設定します。
※関数の定義(2)
このように、処理を行った後、最後に「return 値」というようにして値を返します。これで、呼び出し元にその値が渡されます。
実際に戻り値を使ってみましょう。先ほどのサンプルを、戻り値で値を返す形に書き直してみます。 (下のリスト欄を参照)
ここでは、showMsg関数で、returnを使ってテキストを返しています。この関数を呼び出している部分を見ると、
このようになっていることがわかるでしょう。showMsgの結果を変数resに代入していますね。これで、戻り値がresに代入されるようになります。後は、このresを使って結果を表示するなりすればいいのです。
戻り値は、関数を実行後、なんらかの値を呼び出した側に返す働きをします。この戻り値は、「return」というものを使って設定します。
※関数の定義(2)
def 関数名 ( 引数1, 引数2, …… ):
……実行する処理……
return 値
このように、処理を行った後、最後に「return 値」というようにして値を返します。これで、呼び出し元にその値が渡されます。
実際に戻り値を使ってみましょう。先ほどのサンプルを、戻り値で値を返す形に書き直してみます。 (下のリスト欄を参照)
ここでは、showMsg関数で、returnを使ってテキストを返しています。この関数を呼び出している部分を見ると、
res = showMsg("Taro")
このようになっていることがわかるでしょう。showMsgの結果を変数resに代入していますね。これで、戻り値がresに代入されるようになります。後は、このresを使って結果を表示するなりすればいいのです。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
def showMsg(str): return "Hello," + str + ".How are you?" res = showMsg("Taro") print(res) res = showMsg("Hanako") print(res)
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