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Objective-C初心者のためのC言語超入門

まずはプロジェクト作成からビルドまで! (4/5)

作成:2011-01-31 11:13
更新:2011-01-31 11:13

■プロジェクトの中身を見よう!

さて、プロジェクトを作ると、新しいウインドウが現れます。これは3つの表示エリアからなります。左側には「グループとファイル」という項目があって、ここにいろいろと項目が並んでいます。そしてその右側の上部には「main.c」「MyCApp」「MyCApp.1」といった項目が並び、下には何も無い白いエリア(エディタがありません、と表示されているかも)があります。

グループとファイル」には、このプロジェクトで利用されるすべてのものが整理され表示されています。ここから項目を選ぶと、その項目に用意されているものが右側の上部にずらっと並び、そこから更に項目を選ぶとその内容が下に表示され編集できるようになる、というわけです。

とりあえず「グループとファイル」から重要なものだけ覚えておきましょう。これ以外のものは、とりあえず今すぐ覚える必要はありません。

◯「MyCApp」
プロジェクトで使うファイル類がまとめられます。この中には、以下のような項目が用意されています。

Source」フォルダ――ここにソースコードファイル(プログラムリストが書かれてるファイル)が用意されます。
Documentation」フォルダ――プロジェクトのドキュメントを用意します。
プロジェクト」フォルダ――プロジェクトのファイル。作成されたアプリとかが保管されています。

◯ターゲット
これは、プログラムの作成に関する情報をひとまとめにしたものです。これこれのファイルをコンパイルしてこれこれの処理をしてこういうプログラムを作る、というような具体的な作業手順を管理するものです。デフォルトでプロジェクト名と同じ名前のターゲットが1つ作られるので、普通はこれをそのまま使います。(要するに、何もしなくてもいいってこと)

◯Interface Builderファイル
これは、GUIをデザインするInterface Builderというアプリのファイルです。Mac OS XやiOSのアプリを作る場合、ここにデフォルトの画面のデータが保管されます。コマンドラインツールの場合は、GUIはないので何もありません。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。


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