main関数と値・変数 (2/4)
作成:2011-01-31 19:24
更新:2011-01-31 19:24
更新:2011-01-31 19:24
■printf関数の働き
さて、このmain関数では、どういうことをやっているのでしょうか。見ると、以下の1文だけが書かれていることがわかるでしょう。
このprintfは、最初に書いたテキストの中に、その後にある値を埋めこんで、出力するテキストを作り出す働きをするのです。こんな具合です。
このprintfは、1つ目の引数に、「こんな具合に値をはめ込んでね」ということを記したテキストを用意します。そして2番目以降に、そこに埋め込む値を用意していきます。ここでの1つ目のテキストと、その後にある値を見てみると、こんな具合になっていますね。
とりあえず、ここで使った「%s」「%i」「%f」の3つを覚えておけば十分でしょう。これで、テキストや数字をくみあわせて書き出せるようになります。
それから、もう1つ。テキストの最後にある「\n」というのも覚えておきましょう。これは「改行コード」を示す特殊な記号です。これを書いておくことで、テキストを出力し、改行させることができます。こうした特殊な記号は他にもいろいろありますが、とりあえず「\n」だけ覚えておきましょう。
printf("Hello, World!\n");これは、「Hello, World!(最後に改行)」というテキストをコンソールに出力する働きをする関数です。これは、
printf( テキスト );こんな具合に書き出します。ただし! いろんな値を、ただ()に書いただけではうまく出力できないので注意しないといけません。――下のリスト欄に、テキスト、整数、実数をそれぞれ書きだす例を上げておきました。ちょっと不思議な書き方をしていることがわかるでしょう。
このprintfは、最初に書いたテキストの中に、その後にある値を埋めこんで、出力するテキストを作り出す働きをするのです。こんな具合です。
printf( フォーマットテキスト , 値1 , 値2 , …… );printfも、やっぱり「関数」です。その後にある()に書かれているものは「引数」と呼ばれます。引数は、その関数で使う値を渡すのに使います。2つ以上の値を渡すときは、カンマで区切って書きます。
このprintfは、1つ目の引数に、「こんな具合に値をはめ込んでね」ということを記したテキストを用意します。そして2番目以降に、そこに埋め込む値を用意していきます。ここでの1つ目のテキストと、その後にある値を見てみると、こんな具合になっていますね。
"Hello, %s!\n", テキストの値それぞれ、テキストの中の「%s」「%i」「%f」というところに、その後にある値がはめ込まれて書き出されていることがわかるでしょうか。こんな具合に、「%記号」という形で、「こういう値をここにはめ込むよ」ということを指定していたんですね。
"integer: %i\n", 整数の値
"float: %f\n", 実数の値
とりあえず、ここで使った「%s」「%i」「%f」の3つを覚えておけば十分でしょう。これで、テキストや数字をくみあわせて書き出せるようになります。
それから、もう1つ。テキストの最後にある「\n」というのも覚えておきましょう。これは「改行コード」を示す特殊な記号です。これを書いておくことで、テキストを出力し、改行させることができます。こうした特殊な記号は他にもいろいろありますが、とりあえず「\n」だけ覚えておきましょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
#include <stdio.h> int main (int argc, const char * argv[]) { printf("Hello, %s!\n","World"); printf("integer: %i\n",12345); printf("float: %f\n",0.9876); return 0; }
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