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初心者のためのDjango 2.0入門

テンプレートを利用しよう (1/6)

作成:2017-12-23 08:35
更新:2017-12-23 08:35

■テンプレートファイルを用意する

ビュー関数を使って簡単な表示を行うのはできるようになりました。が、複雑な表示になると、「テキストでHTMLのコードを用意する」というのは限界があります。

より本格的な表示を作るには、「テンプレート」を利用することになるでしょう。Djangoでは、あらかじめテンプレートファイルとして表示する内容を記述しておき、それを読み込んで表示すればいいのですね。

では、テンプレートファイルを用意しましょう。テンプレートファイルは、各アプリケーションフォルダ内に「templates」というフォルダを作成し、その中に配置します。

では、「hello」フォルダ内に、新たに「templates」というフォルダを作成して下さい。この中にテンプレートを配置するのですが、そのままではなく、「templates」フォルダ内に、更に「hello」というフォルダを作って下さい。この中にテンプレートファイルを作成します。

この「hello」フォルダ(/djangoapp/hello/templates/hello のことです)の中に、「index.html」という名前でテキストファイルを作成しましょう。記述する内容は、下のリスト欄のようにしておきます。これが、今回のテンプレートファイルになります。

これは、HTMLファイルですが、実は完全にHTMLだけを記述したものではありません。途中に、{{msg}}といったよくわからない記号のようなものがあるのに気づいたことでしょう。テンプレートファイルは、HTMLをベースにしつつも、その中にDjangoで利用する値や処理などを埋め込んでいるのです。

※プログラムリストが表示されない場合

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●プログラム・リスト●

<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>hello/index</title>
</head>
<body>
    <h1>hello/index</h1>
    <p>{{msg}}</p>
</body>
</html>
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