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初心者のためのJupyter入門

Jupyter labを活用しよう (6/6)

作成:2018-01-27 10:35
更新:2018-01-27 10:35

■エディタについて

テキストファイルを開くと現れるテキストエディタは、シンプルなエディタですがコードを記述するにはなかなか便利な機能を持っています。

テキストエディタ関連の機能は、<Editor>メニューにまとめられています。では用意されている機能について説明しましょう。

・言語の選択

<Editor>メニューの<Language>には、多くのプログラミング言語が用意されており、ここで言語を選ぶことで、特定の言語に対応した表示になります。例えば、「Java」を選ぶと、Javaのソースコードとして扱われるようになり、キーワードやクラス、変数など要素に応じて色分け表示されるようになります。

・タブ幅の設定
<Editor>メニューの<Tabs>メニューでは、タブによるインデントをどうするか設定できます。<Indent with Tab>ではそのままタブによるインデントを行います。それ以外のメニューでは、半角スペース2文字、4文字、8文字に変換されるようになります。

・キーマップ
エディタはキーの割当が重要になりますが、labのテキストエディタでは主なエディタのキーマップを用意しており、必要に応じて選択できるようになっています。これは、<Editor>メニューの<Key Map>メニューから選びます。

標準では、用意されているのはデフォルトの設定の他、「Sublime Text」「vim」「emacs」です。

・テーマ
エディタの表示スタイル(背景、テキスト色、言語でのキーワードなどのフォントスタイル)は、テーマとしてまとめられています。テーマを変更することで、エディタの表示スタイルを変えることができます。

テーマは、<Editor>メニューの<Theme>メニューにまとめられています。ここから利用したいテーマを選ぶと、テキストエディタのテーマが変更されます。

・その他の機能
<Line Numbers>――行番号の表示をします。
<Word Wrap>――行の右端までいったら文を折り返し表示します。
<Match Brackets>――ブラケット({}記号など)を選択すると、それと対になる記号のスタイル変えてわかるようにします。
<Auto-Closing Blackets>――ブラケットの開始記号をタイプすると、自動的に閉じる記号も挿入されます。

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