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DashcodeによるiPhone用Webアプリ作成入門

リストとデータソース (2/8)

作成:2011-05-16 08:10
更新:2011-05-16 08:10

■動的リスト項目とデータソース

先ほど、リストの属性で「データのタイプ」に「動的」というものが用意されている、と説明しました。データのタイプを動的にすると、「データソース」「サンプル項目」という項目が現れます。項目を設定するものは表示されなくなります。外部からデータを受け取るのですから当たり前ですね。

動的なデータの取得は、どのように行うのか。これは「データソース」というものを利用します。データソースは、文字通りデータのソースに関する情報(どこからどういうデータを受け取るか、といったこと)を管理するためのものです。

ウインドウの左下を見てください。小さなアイコンがいくつか並んでいるのが見えるはずです。この中から、◎のアイコン(左から3番目)をクリックしてみましょう。これが、データソースの一覧を表示するためのものです。

クリックすると、画面の左下に「データソース」というエリアが現れます。デフォルトで「dataSource」という項目が1つ用意されているのがわかるでしょう。これが、データソースに関する設定です。デフォルトでは1つだけ用意されていますが、もちろん必要に応じて増やすこともできます。

これを選択すると、右側の下部に、選択したデータソースの内容が表示されます。以下のような項目があります。

URL――データの受け取り先。ここで指定したアドレスにアクセスしデータを取得します。
content――受け取ったデータの内容。URLを設定すると、そこからデータを受け取り、その内容を整理してここに表示します。
queryInProgress――データ受信中を示すためのもの。外部からデータを受け取るとなると、データ取得にしばらく時間がかかることもあるので、受信中かどうかをGUIなどで表示するのに用います。

ずいぶんあっさりしているな、と思うでしょうが、これは「まだ受け取るデータを設定していない」からです。では、データソースに設定するためのデータを用意しましょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。


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