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App InventorによるAndroid開発入門

CameraとCanvsで写真をとって加工しよう! (5/5)

作成:2011-05-23 08:11
更新:2011-05-23 08:11

■アプリを動かしてみよう!

では、できあがったアプリを実機で動かしてみましょう。起動すると、「Capture」「Save」の2つのボタンが表示された画面が現れます。

まず「Capture」ボタンをタッチして撮影をしましょう。カメラが起動しますので、携帯を横向きにして撮影をします。複数のカメラアプリが入っている場合は、どれを起動するか尋ねてくるので好きなモノを選んでおきましょう(もし、他のアプリでうまく撮影ができなかったら、標準のカメラを選んでみてください)。

撮影すると、自動的にカメラは終了し、またApp Inventorのアプリに戻ってきます。そしてCanvasに、撮影した写真が適当に縮小されて表示されます。ここでは、CanvasBackgroundImageにイメージを設定しましたが、このようにするとCanvasにきれいにおさまるようにイメージ全体を縮小変形して表示します。

画面をドラッグすると、小さな円が連続して描かれ簡単な絵が描けます。といっても、かなり遅いので思い通り描くのは大変ですが……。また、画面をタッチするとダイアログが開き、テキストを入力するとタッチした場所にテキストが描かれます。これは、日本語を入力すると文字化けするので注意してください。現状では、まだ半角英数字以外は無理そうです。

また、やはりイメージを表示した状態でドラッグすると、動作速度の遅さがかなり気になるでしょう。このあたりは、今後のバージョンアップで更に高速になるのを待つしかありません。

Save」ボタンをおすと、イメージが保存されますが、この保存場所は、通常はメモリカード直下になるようです。実際に試してみると分かりますが、Cameraや、この保存機能などは、メモリカードが装着されていないと実行できないので注意してください。

今回はCameraCanvasの連携の他、Notifierによるテキスト入力ダイアログなども使ってみました。これらはいずれも、実用性の高い機能ですので、使いこなせるようになるとずいぶんとアプリの幅が広がりますよ!

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