libro
www.tuyano.com
初心者のためのGoogle Apps Scriptプログラミング入門

フォームとウェブアプリケーション (2/7)

作成:2011-06-29 07:56
更新:2011-06-29 07:56

■フォーム利用の仕組み

では、フォームができあがったら、ウインドウの下にある「公開されたフォームをここから表示できます」というところのアドレスをクリックして開いてみましょう。Webブラウザが開き、作成したフォームのWebページが現れます。

このようにフォームは、作成するとそのままそれを公開し、誰もがWebからアクセスし利用できるようになります。ただし、アドレスがかなりわかりにくいので、一般的なWebサイトというより、「既にWebサイトなどがあり、それにフォームを追加する」というような使い方に適しているでしょう。

では、送信されたフォームの情報はどのようにして管理されているのでしょうか。これは、フォームを作ったスプレッドシートに戻ってみればわかります。

スプレッドシートには、送信されたフォームの情報が保管されているはずです。このようにフォームから送信すると、すべて自動的にスプレッドシートに記録されるのです。記録される内容は、最初にフォームが送信された日時を示す「タイムスタンプ」が書き出され、それ以降に、フォームの質問の回答が順に記述されます。チェックボックスやラジオボタンなど、テキスト以外のものも、すべて保管される値はテキストになります。

ざっと、このようにフォームというのはツールを使って作成するだけで、Web上に公開し、しかも送信されたデータを自動的に保管し管理できるという、Googleドキュメントのスプレッドシート機能の大きなセールスポイントの一つとなっている機能です。誰でも簡単に、こんなに自由にフォームを作れるというのは実に素晴らしい!

……と、これで終わってしまったら、ここで取り上げる意味はありません。では、フォームの基本がわかったところで、「フォームにスクリプトを付加する」ことを考えてみましょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。


※関連コンテンツ

「初心者のためのGoogle Apps Scriptプログラミング入門」に戻る