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初心者のためのAngularJS入門

フィルターを使おう (4/6)

作成:2015-12-19 19:22
更新:2015-12-19 19:22

■標準フィルターについて

フィルターは、とても簡単に利用できますが、一体どういうフィルターが用意されているのかわからなければ使いようがありません。ここで、AngularJSに標準で用意されているフィルターについて簡単にまとめておきましょう。

currency
数値を金額表記にするためのフィルターです。単にcurrencyとだけ指定すると、ドル表記で表示されます。currency:'¥'とすると円表記になります。

date
Date値を決まった型式の日時テキストにフォーマットするフィルターです。フォーマットの名前か、あるいはパターンを値として用意します。フォーマットの名前とパターンで利用できるメタ文字には以下のようなものがあります。

・フォーマット名
short, shortTime, shortDate――短い型式のフォーマット
medium, mediumTime, mediumDate――通常用いられる型式のフォーマット
longDate, fullDate――長い型式の日付フォーマット

・パターンのメタ文字
y――年(西暦)を表す
M――月を表す
d――日を表す
E――曜日を表す
H――24時間表記の時を表す
h――12時間表記の時を表す
m――分を表す
s――秒を表す
.sss――ミリ秒を表す
a――午前・午後を表す
z――タイムゾーンを表す

number
数値を特定の桁数で四捨五入して表示するものです。例えば「number:4」とすれば上4桁だけ表示し、5桁目を四捨五入します。

json
オブジェクトの値をJSON型式に変換して出力するものです。

uppercase/lowercase

テキストをすべて大文字あるいは小文字に変換するためのものです。

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