Googleドキュメントのファイル管理 (3/5)
作成:2011-08-15 09:35
更新:2011-11-04 17:07
更新:2011-11-04 17:07
■ファイル・フォルダの主な属性
こうして取り出されたFileやFolderには、そのファイル/フォルダに関する各種の属性を操作するためのメソッド類が用意されています。まずは、主な属性を利用するためのメソッドについて整理しておきましょう。
・IDを得る
・名前を得る
・名前を変更する
・作成日をDateで得る
・更新日をDateで得る
・ドキュメントのURLを得る
・ファイルの種類を得る
・サイズを得る
・スターのON/OFFを得る
・スターを設定する
基本的に、これらは属性の値を取り出すもので、「変更するもの」はsetNameとsetStarredだけしかありません。作成日や更新日はDateオブジェクトとして取得し、スターの状態は真偽値で取得します。他は基本的にテキストで値絵が得られます。
では、利用例をあげておきましょう。「this_is_test」という名前のFileを取り出し、その属性をログに出力するものです。最初のDocsList.findの引数をいろいろと変更して、いろいろなファルを取得し表示してみましょう。
・IDを得る
変数 =《Folder/File》.getId();
・名前を得る
変数 =《Folder/File》.getName();
・名前を変更する
《Folder/File》.rename( テキスト );
・作成日をDateで得る
変数 =《Folder/File》.getDateCreated();
・更新日をDateで得る
変数 =《Folder/File》.getLastUpdated();
・ドキュメントのURLを得る
変数 =《Folder/File》.getUrl();
・ファイルの種類を得る
変数 =《Folder/File》.getType();
・サイズを得る
変数 =《Folder/File》.getSize();
・スターのON/OFFを得る
変数 =《Folder/File》.isStarred();
・スターを設定する
《Folder/File》.setStarred( 真偽値 );
基本的に、これらは属性の値を取り出すもので、「変更するもの」はsetNameとsetStarredだけしかありません。作成日や更新日はDateオブジェクトとして取得し、スターの状態は真偽値で取得します。他は基本的にテキストで値絵が得られます。
では、利用例をあげておきましょう。「this_is_test」という名前のFileを取り出し、その属性をログに出力するものです。最初のDocsList.findの引数をいろいろと変更して、いろいろなファルを取得し表示してみましょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
function getFileData() { var fs = DocsList.find("this_is_test"); if(fs.length == 0) return; var f = fs[0]; Logger.log("NAME: " + f.getName()); Logger.log("ID: " + f.getId()); Logger.log("CREATE: " + f.getDateCreated()); Logger.log("UPDATE: " + f.getLastUpdated()); Logger.log("URL: " + f.getUrl()); Logger.log("TYPE: " + f.getType()); Logger.log("SIZE: " + f.getSize()); Logger.log("STAR: " + f.isStarred()); }
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