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JavaScriptではじめるUnityプログラミング入門

Unity 4.6の新GUIを利用する (2/5)

作成:2014-08-25 08:16
更新:2014-08-25 08:25

■スクリプトを用意する

では、スクリプトを用意しましょう。<Assets>メニューの<Create>から<Javascript>を選んでJavaScriptのスクリプトファイルを作成しましょう。ここでは「ui-script」という名前にしておきます。

作成したら、MonoDevelopを起動し、下のリスト欄のようにリストを記述しておきます。まだ具体的な処理はありませんが、GUIを利用するために必要な変数と関数を用意しておきました。


●スクリプトを組み込む
作成したスクリプトをゲームオブジェクトに組み込みます。今回は、Canvasに追加しておくことにしましょう。シーンに配置したCanvasを選択し、<Component>メニューの<Scripts>内から<Ui-script>を選びます。これで、ui-scriptがコンポーネントとしてCanvasに組み込まれました。


●変数にGUI部品を設定する
Canvasのインスペクターから、組み込まれたUi-scriptの設定を見てみましょう。スクリプトに用意した変数「Message Text」「Input Field」という項目が表示されます。ここに、作成したmessageTextInputFieldをそれぞれ設定しましょう。これで、スクリプト内から、これらの変数を通じてGUIにアクセスできるようになります。


●UIオブジェクトについて
今回作成したスクリプトでは、2つの変数が用意されていました。以下のものですね。
var messageText:UI.Text;
var inputField:UI.InputField;
これらの変数に、GUI部品のmessageTextInputFieldが設定されます。このように、GUI部品は「UI.○○」というオブジェクトとしてJavaScript内では用意されています。UI.TextがText、UI.InputFieldがInputFieldのオブジェクトになるのです。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

#pragma strict

var messageText:UI.Text;
var inputField:UI.InputField;

function Start () {}

function Update () {}

function OnClickButton() {
    
}

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