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初心者のためのCakePHP2 プログラミング入門

ビューを使おう! (1/3)

作成:2011-11-07 07:59
更新:2015-02-18 12:49

■ビューを使う!

コントローラーを使ったページの作成は、まあメソッドを1つ書いて、その中でひたすらechoするだけですから、シンプルといえばシンプルです。が、これではこった画面を作ることなどとてもできません。最近はビジュアルにページをデザインするツールなどを使ってWebページを作るのが主流ですが、こうしたもので作成したページデータをアクションメソッドで利用するのも大変そうです。

そこで登場するのが「ビュー」です。ビューは、いわば「ページのテンプレート」です。コントローラーは、用意したビューのデータを読み込み、それをもとにページのソースコードをレンダリングしてクライアント(アクセスしたWebブラウザ)に送信します。

このビューは、「app」フォルダ内の「View」フォルダの中に作成します。この中には既にいくつかのフォルダが用意されていますが、ビューを利用する場合は、ここにアプリケーション名のフォルダを作成し、その中にファイルを設置します。

では、前回作成したSampleController用のフォルダを用意しましょう。「View」フォルダ内に「Sample」というフォルダを新たに用意してください。このフォルダの中に、各アクションごとにビューファイルを用意していきます。

まずは、indexアクション用のファイルを用意しましょう。「Sample」フォルダ内に、「index.ctp」という名前のファイルを作成します。ソースコードは下のリスト欄に掲載した通りです。見ればわかるように、中身はただのHTMLですね。

記述をしたら、続いて前回作成したSampleController.phpを修正します。これも下のリスト欄に掲載をしておきます。出来上がったら、ブラウザからアクセスしてみましょう。
http://localhost/[cakephpディレクトリ]/sample/
アクセスすると、簡単なテキストだけの画面が表示されます。とりあえずソースコードの中身は後回しにして、ちゃんと表示されるかどうか確認をしましょう。

※プログラムリストが表示されない場合

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●プログラム・リスト●

※index.ctp

<html>
  <head>
    <title>Index Page</title>
  </head>
  <body>
    <h1>Index Page</h1>
    <p>this is test View.</p>
  </body>
</html>


※SampleController.php

<?php
App::uses('AppController', 'Controller');

class SampleController extends AppController {

  public function index() {
    $this->autoLayout = false;
  }
}

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