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初心者のためのSpring Bootプログラミング入門

Spring Tool Suiteによる開発 (2/4)

作成:2015-06-27 10:07
更新:2015-06-27 10:07

■Spring Starterプロジェクトを作る

Spring Bootアプリケーションは、「Spring Starter Project」というプロジェクトとして作成をします。これは、「File」メニューの「New」から、「Spring Starter Project」メニューを選んで行います。

メニューを選ぶと、Spring Starter Project作成のためのダイアログが現れます。ここで、必要な設定を行ってきます。

Name――プロジェクト名です。ここでは「MyBootApp」としておきました。
Type――これは使用するビルドツールを選択します。Springでは、MavenとGradleが使えます。ここではMavenを利用していますので、「Maven Project」を選んでおきます。
Packaging――パッケージの種類の指定です。JarファイルかWarファイルかを選びます。これは「Jar」のままでいいでしょう。
Java Version――使用するJavaのバージョンを指定します。ここでは「1.8」にしておきました。
Group――グループIDを指定します。サンプルでは「com.tuyano.libro」にしておきました。
Artifact――アーティファクトIDです。サンプルでは「MyBootApp」としておきます。
Version――バージョン名です。これはデフォルトのまま「0.0.1-SNAPSHOT」でいいでしょう。
Description――説明文です。適当に記入して下さい。
Package――パッケージ名の指定です。グループIDと同じcom.tuyano.libroでいいでしょう。

Dependencies――ここで、使用するライブラリ類をチェックしていきます。Webアプリケーションの作成では、必ず「Web」のチェックをONにしておきましょう。それ以外は必要に応じてチェックしていきます。今回は、WebだけONにしておきました。


これらの設定をひと通り行ってから「Next」ボタンで次に進みます。続いて、プロジェクトの配置場所とサイト情報の設定画面が現れます。

プロジェクトの配置場所やワーキングセットの設定は、特に説明するまでもないでしょう。「Site Info」というのは、spring.ioのサイトにアクセスするURLの指定です。このSpring Starter Projectというのは、指定したサーバーにアクセスしてそこからプロジェクト関連ファイルをダウンロードしプロジェクトを作成します。これは、生成されたまま改変したりしないで下さい。

このまま「Finish」ボタンを押せば、プロジェクトが生成されます。パッケージエクスプローラーに、作成されたプロジェクトの内容が表示されます。

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