bakeによる高速開発 (3/8)
作成:2011-11-30 08:03
更新:2011-11-30 08:03
更新:2011-11-30 08:03
■Database Configurationの作成(2)
では、Name:以後の設定を順に説明していきましょう。それぞれ読みながら設定をしていってください。
これで、「app」の「Config」内に「database.php」ファイルが作成されます。作成されたファイルの中身をチェックしてみましょう。
Driver: (Mysql/Postgres/Sqlite/Sqlserver)続いて、ドライバーの設定になります。これは、使用するデータベース名を指定します。デフォルトでは「Mysql」になっていますから、今回はそのままでいいでしょう。それ以外のデータベースを使うなら、「Sqlite」というようにデータベース名を入力しEnterします。
[Mysql] >
Persistent Connection? (y/n)これは、永続的接続というものを使用するかどうかを指定するものです。これはデータベースサーバーに負荷がかかるので特に理由がない限りはn(noつまり使わない)にします。デフォルトでは「n」が設定されていますから、そのままEnterすればOKです。
[n] >
Database Host:データベースのホストの設定です。MySQLのようにデータベースサーバーの場合は、ホストを指定する必要があります。通常、Webサーバーと同じサーバーに用意されているはずですから、デフォルトの「localhost」のままでいいでしょう。
[localhost] >
Port?ポート番号の設定です。これは、ポート番号を変更する場合に行います。デフォルトでは「n」が設定されていますが、これはポートの設定をしない(つまりシステム設定のまま使う)ということです。通常はnのままでOKです。
[n] >
User:アクセスに使うユーザー名を指定します。デフォルトでは「root」が設定されています。そのままrootを使うならこれでOKです。独自にユーザーを用意している場合は、それを入力してください。
[root] >
Password:パスワードを入力します。空のパスワード(パスワードなし)だと、「本当にいいの?」と再度尋ねてきます。間違えないよう正確に入力しましょう。
>
Database Name:データベース名を入力します。デフォルトでは「cake」となっています。それぞれで用意したデータベースがある場合は、その名前を入力してください。
[cake] >
Table Prefix?テーブルのプレフィクス(テーブル名の前につけるもの)を指定します。特になければ「n」のままでOKです。
[n] >
Table encoding?テーブルのエンコーディングを指定します。一般に、データベースやテーブル作成時にエンコーディングを設定してあると思いますので、その場合は「n」のままでOKです。
[n] >
------------------------------------------------------ひと通り設定ができたところで、それまでの設定内容を一覧で表示し、「これでOKか?」と尋ねてきます。問題なければ、そのまま「y」を入力すると、データベース設定ファイルが作成されます。
The following database configuration will be created:
------------------------------------------------------
……中略……
------------------------------------------------------
Look okay? (y/n)
[y] >
Do you wish to add another database configuration?別のデータベース設定もするか?と尋ねてきます。特になければ「n」で終了します。
[n] >
これで、「app」の「Config」内に「database.php」ファイルが作成されます。作成されたファイルの中身をチェックしてみましょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
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