AspectJを利用する (3/5)
作成:2015-07-18 08:27
更新:2015-07-18 08:27
更新:2015-07-18 08:27
■aopbean.xmlの作成
続いて、Bean設定ファイルを用意しましょう。今回は、「aopbean.xml」というファイルを新たに追加しておくことにします。
「resources」フォルダ内に「aopbean.xml」ファイルを作成し、下のリスト欄のように内容を記述して下さい。
今回は、これまで使ってきたbean.xmlに比べて、いろいろと記述が増えています。以下に整理しましょう。
●<beans>タグの属性
まず、<beans>タグの部分を見て下さい。以下の属性が追加されていますね。
そして、このスキーマロケーションを示す値が、xsi:schemaLocationの値に追加されています。具体的には以下の部分です。
これらは、リストで使われている<aop:aspectj-autoproxy />を使えるようにするためのものです。多少長くなりますが、必ず追記しておいて下さい。
●Beanの登録
●AspectJオートプロキシー
「resources」フォルダ内に「aopbean.xml」ファイルを作成し、下のリスト欄のように内容を記述して下さい。
今回は、これまで使ってきたbean.xmlに比べて、いろいろと記述が増えています。以下に整理しましょう。
●<beans>タグの属性
まず、<beans>タグの部分を見て下さい。以下の属性が追加されていますね。
xmlns:aop="http://www.springframework.org/schema/aop"
そして、このスキーマロケーションを示す値が、xsi:schemaLocationの値に追加されています。具体的には以下の部分です。
http://www.springframework.org/schema/aop
http://www.springframework.org/schema/aop/spring-aop.xsd
これらは、リストで使われている<aop:aspectj-autoproxy />を使えるようにするためのものです。多少長くなりますが、必ず追記しておいて下さい。
●Beanの登録
<bean id="sampleAspect" class="com.tuyano.libro.aop.SampleAspect" />これは、既に何度もやりましたね。Beanの登録用のタグです。SampleAspectクラスとSampleAopBeanクラスをそれぞれBeanとして登録します。
<bean id="sampleAopBean" class="com.tuyano.libro.aop.SampleAopBean">
<property name="message" value="this is AOP bean!" />
</bean>
●AspectJオートプロキシー
<aop:aspectj-autoproxy />これは、AspectJのためのタグです。これは、先にSpring AOPのときに利用したProxyFactoryBeanに相当するものを自動生成するためのタグです。これを記述することで、ProxyFactoryBeanで用意された機能が自動的に組み込まれます。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <beans xmlns="http://www.springframework.org/schema/beans" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:aop="http://www.springframework.org/schema/aop" xsi:schemaLocation="http://www.springframework.org/schema/beans http://www.springframework.org/schema/beans/spring-beans.xsd http://www.springframework.org/schema/aop http://www.springframework.org/schema/aop/spring-aop.xsd"> <bean id="sampleAspect" class="com.tuyano.libro.aop.SampleAspect" /> <bean id="sampleAopBean" class="com.tuyano.libro.aop.SampleAopBean"> <property name="message" value="this is AOP bean!" /> </bean> <aop:aspectj-autoproxy /> </beans>
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