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初心者のためのRuby on Rails3入門

Controller(コントローラー)を使う (4/8)

作成:2012-01-16 08:10
更新:2012-02-16 15:02

■ApplicationControllerクラスについて

では、生成されたControllerの中身を見てみましょう。Controllerは、Railsの「Contoller」フォルダの中に配置されます。ここでは2つのファイルが保存されていることがわかるでしょう。
application_controller.rb
helos_controller.rb
前者は、アプリケーション全体のコントロールに関するものです。これはRailsアプリを作成した際に自動的に作成されます。これらのソースコードについて簡単に整理しましょう。まずは、「application_controller.rb」ファイルからです。

このスクリプトファイルには、「ApplicationController」というクラスが定義されています(下のリスト欄を参照)。このApplicationControllerクラスは、ActionController::Baseというクラスを継承して作成されています。

ここでは、protect_from_forgeryというメソッドを呼び出していますが、これはCSRF(cross site request forgery)対策のためのもので、まぁ平たく言えば「Webサイト攻撃のための対策を標準で行なっている」と考えればよいでしょう。とりあえず、このApplicationControllerクラスは、ビギナーレベルではほとんど触ることはありません。「こういうファイルが自動的に用意されている」という程度に考えておけば十分でしょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※application_controller.rbのソースコード

class ApplicationController < ActionController::Base
  protect_from_forgery
end
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