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初心者のためのSpring Bootプログラミング入門

テンプレートの利用 (2/6)

作成:2014-06-08 09:30
更新:2014-06-08 09:30

■Thymeleafテンプレートを作る

しかし、いちいち表示するページのHTMLソースコードをテキストで生成して返すんじゃ、複雑なページはとても作れませんね。

こういう場合、テンプレートエンジンを利用してページの表示を作るのが一番でしょう。Spring Bootでは、「Thymeleaf」というテンプレートエンジンを標準でサポートしています。これは、「HTML + 式言語」のような形でテンプレートを作成するものです。JSPなどのように独自のタグなどを使わないため、Webページのデザインツールなどを使ってそのままHTMLファイルを作成し、テンプレートとして利用できます。

では、実際に使ってみましょう。まずはテンプレート関係から作成していきます。

●「templates」フォルダの用意
まず、アプリケーションのスクリプト(ここではapp.groovy)がある場所に、「templates」という名前のフォルダを用意します。これが、テンプレートファイルを入れておく場所になります。

●index.htmlを作成
templates」フォルダの中に、「index.html」という名前でファイルを作成しましょう。内容は、下のリスト欄の通りです。見ればわかるように、ただのHTMLファイルですね。まずはテンプレートがきちんと使われることを確認したいので、特に仕掛けはよういしていません。

テンプレートが作成できたら、これを利用する形にスクリプトを変更しましょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

<!DOCTYPE HTML>
<html xmlns:th="http://www.thymeleaf.org">
<head>
    <title>top page</title>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
</head>
<body>
    <h1>Index page</h1>
    <p>this is a sample for Thymeleaf template!!</p>
</body>
</html>
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