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初心者のためのSpring Bootプログラミング入門

テンプレートの利用 (5/6)

作成:2014-06-08 09:38
更新:2014-06-08 09:38

■フォームを送信する

値のやり取りということを考えるなら、なんといっても「フォームの送信」が王道でしょう。これはどのようにやればいいのか、試してみましょう。

まずは、テンプレートのindex.htmlの変更です。下のリスト欄のように書き換えて下さい。見ればわかるように、フォームを1つ設置していますね。送信先は"/"です。今回は、このindex.htmlをGETとPOSTで使います。"/"にGETでアクセスするとフォームが表示され、それを送信すると"/"にPOST送信されて処理結果が表示される、という形で考えることにしましょう。

ここでは、<input type="text">タグのところで、th:value="${val}"というように属性を指定しています。これでコントローラーから渡された値valvalueに設定しよう、というわけです。

Thymeleafでは、属性などに式言語を使って値を設定したい場合、「th:属性名」という形で属性を記述します。こうすることで、「この属性の値はThymeleafの式言語が設定されている」ということが明確にわかるようになっているのです。覚えてしまえば、割と簡単に式言語が使えますね!

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

<!DOCTYPE HTML>
<html xmlns:th="http://www.thymeleaf.org">
<head>
    <title>top page</title>
    <meta http-equiv="Content-Type" 
        content="text/html; charset=UTF-8" />
</head>
<body>
    <h1 th:text="${title}" />
    <p th:text="${msg}" />
    <form method="post" action="/">
        <input type="text" name="txt1" th:value="${val}" />
        <input type="submit" />
    </form>
</body>
</html>
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