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初心者のためのJSP/サーブレット入門

GAEアプリケーションを作ろう! (6/6)

作成:2012-04-29 11:44
更新:2012-04-29 11:44

■デプロイの実行

XMLファイルの修正が終わったら、プロジェクトをデプロイしましょう。以下の手順に従って実行して行きましょう。

1. Package Explorerからプロジェクトのフォルダ(「MyGaeApp」フォルダ)をクリックして選択します。

2. メニューの下にあるツールバーの左から4番目のアイコン(青い円の中に、Googleの「g」が描いてあるやつ)をクリックしてください。メニューがポップアップして現れます。この中から、<Deploy to App Engine...>という項目を選択します。

3. 画面に、Googleアカウントのログイン画面が現れます(まだEclipseからログインしていない場合)。ここで、GAEのアカウントとして登録してあるメールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックしてログインします。

4.Google Plugin for Eclipse が次の許可をリクエストしています」という表示が現れます。「アクセスを許可」ボタンを押してください。

(※この1~4の部分は、EclipseからGoogleにログインしてあれば、以後は表示されません)

5.Delpoy」というダイアログが現れます。ここで、デプロイするプロジェクトを指定します。ここでは「MyGaeApp」と記述されているはずですので、そのまま「Deploy」ボタンを押します。もしプロジェクトが設定されていなかったら、右側の「Browse...」ボタンを押して、プロジェクトを選択してください。

6. デプロイが実行されます。画面にダイアログが現れ、進行状況がプログレスバーで表示されます。ダイアログが消えたら、無事デプロイが終了した、ということです。

――さあ、デプロイできたら、GAEのサイト(https://appengine.google.com/)にアクセスしてください。こここでアプリケーション名の右端の「Current Version」というところを見ると、「1」と表示が変わっているはずです。これで、「現在、バージョン1というWebアプリが設定されて使える状態になっていますよ」ということを示しているのです。

この「1」のリンクをクリックすると、デプロイしたWebアプリケーションにアクセスします。「Hello App Engine!」と表示されたページが現れたら、デプロイ成功です!

デプロイされたアドレスをよく見ると、以下のようになっていることがわかるでしょう。
http://アプリ名.appspot.com
GAEのアプリケーションは、すべてこのような形でアドレスが割り振られます。もちろん、普通のWebサイトのように公開され、誰でもアクセスできます。まだ、ただのサンプルですから公開しても意味はありませんが、これから勉強してそれなりのWebアプリケーションができれば、公開し多くの人に使ってもらえるわけです。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※図は、デプロイされたアプリケーションにアクセスしたところ。サンプルで用意されているトップページが表示される。

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