ついでに、もう１つ。細かな図形の修正などを行う際、「指定したドットの色を設定する」ということで修正をすることもできます。これは「setPixel」というメソッドを使います。

[Graphics].setPixel( 横位置 , 縦位置 , 色の値 );

このように、位置と色の値を引数に指定することで、そのドットの色を変更することができます。これを繰り返しなどで実行させれば、非常に滑らかな色の変化を実現できます。

例えば、以下の例のような感じ。１ドットずつすべてのドットの色を設定することで、ずいぶんと滑らかなグラディエーションが描けます。まあ、一つのテクニックとして「こういう機能もある」と覚えておくとよいでしょう。

※paintの修正
public void paint(Graphics g) {
    g.lock();
    for(int i = 0;i < 255;i++){
        for(int j = 0;j < 255;j++){
          g.setPixel(i, j, Graphics.getColorOfRGB(i, 0, j));
        }
    }
    g.unlock(true);
}