■Visual Studio Express for Windows 8の画面構成
では、インストールしたVisual Studio Express for Windows 8を起動してみましょう。起動すると、下の図のようなウインドウが現れます。これがVisual Studioの画面です。このウインドウには、いくつもの領域が組み合わせられて表示されています。
起動直後には「スタートページ」という画面が現れています。これは、プロジェクトの作成やプロジェクトのオープンなど、最初に必要となる機能をまとめたものです。
それ以外のものは、実際にプロジェクトを作成してから必要となってくるものですが、全体の働きを知るためにざっと各領域の役割を整理しておきましょう。
・「スタートページ」がある領域
ここは、エディタ領域になります。ファイルを開くと、ここに専用のエディタウインドウが開かれ、編集できるようになります。
・ソリューションエクスプローラー
右側にある縦長の領域は、上下に2つの領域にわかれています。上の領域は、ソリューションエクスプローラーが表示されています。これは、開発に必要なファイルなどを階層的に整理して表示するものです。ここで編集するファイルを開いたりします。
・プロパティ
右側の下部に表示されるのがプロパティです。これは、プログラムを作成するようになると必要になります。選択した項目のさまざまな設定や属性など(これがプロパティ)について一覧表示し、値を編集できます。
・出力/エラー一覧など
ウインドウ下部(エディタ領域の下)にある横長の領域は、さまざまな情報を出力するためのものが用意されます。プログラムの文法エラーやデバッグ実行時の出力などの情報がここに整理され表示されます。
――開発の基本は、「ソリューションエクスプローラーから編集したいファイルをダブルクリックして開き、現れたエディタで編集する」というスタイルです。まずはソリューションエクスプローラーに表示されている項目をクリックしたりダブルクリックしたりして基本的な操作を覚えておきましょう。
※リストが表示されない場合
AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。
※下図がVisual Studio Express for Windows 8のウインドウ。

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