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JdbcサービスによるGoogle Cloud SQLの利用 (3/6)

■SQL Promptでデータベースを操作

●「SQL Prompt」でデータベースとテーブルの準備

インスタンスが作成できたら、そのインスタンスのリンクをクリックして開くと、「Dashboard」「Logs」「SQL Prompt」「Backups」といったタブが表示された画面になります。そのインスタンスの管理画面です。

次の作業は、データベースやテーブルを作成することになりますが、これらはすべてSQLのクエリーを発行して行います。これを行うのが「SQL Prompt」です。このタブをクリックして表示を切り替えてください。

SQL Promptは、入力フィールドにクエリーを記述し、下のポップアップから実行するデータベースを選択して「Execute」ボタンを押せばそれが実行される、というごくシンプルなツールです。では、これを使ってデータベースとテーブルを用意しておきましょう。


1. データベースの作成
CREATE DATABASE mydb;
今回は「mydb」というデータベースを作成しておきました。これは別にどんな名前でもかまいませんので適当に作成してください。作成後、ページをリロードすると、Databaseポップアップメニューに作ったデータベース名が追加されているはずですのでこれを選んでおきましょう。


2. テーブルの作成
CREATE TABLE persondata (
    id INT NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    name VARCHAR(255) NOT NULL,
    mail VARCHAR(255)
) DEFAULT CHARSET=utf8 COLLATE=utf8_unicode_ci;
ここでは「persondata」というテーブルを1つ作っておきました。これはidnamemailといった項目からなるシンプルなテーブルです。idプライマリキーとなっており、オートインクリメントで値が自動的に割り当てられるようにしておきました。


3. サンプルレコードの追加
INSERT INTO persondata (name, mail) 
        VALUES ('tuyano','syoda@tuyano');
まったくデータがないとなんなので、いくつかダミーデータを用意しておきましょう。これは適当に追加しておいてかまいません。

――ひと通りできたら、「select * from persondata;」と実行してみて、テーブルにレコードが追加されているのを確認しておきましょう。



(by. SYODA-Tuyano.)

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