■連続したキー入力について
各キーごとに用意されているノードは、確かに使いやすいのですが、「押したとき」「離したとき」しか動かないのが問題です。例えばこれらのノードを使ってアクタを動かそうと思ったら、キーを押すと1度だけ移動して終わりになってしまいます。動かし続けるには、キーを連打し続けないといけません。
「押している間、ずっと動き続けて、離すとと止まる」というような処理はできないのでしょうか。
これは、キーに用意されているノードではなく、「キーの状態を調べる関数」のノードを利用すればいいのです。
「Is Input Key Down」というのが、そのノードです。これは、キーやマウスボタンなどの状態を調べるためのものです。このノードには、2つの入力項目が用意されています。
「ターゲット」―チェック対象となるプレイヤーコントローラーを指定します。
「Key」――調べるキーを選択します。これはポップアップメニューになっていて、キーボード、マウス、ゲームパッドなどの入力全てを選択できます。
これで、そのキーが押されていればTrue、いなければFalseが「Return Value」の出力項目から得られます。後は「ブランチ」などを使い、結果がTrueならば処理を実行するようにしておけばいいでしょう。
注意が必要なのは、「ターゲット」です。ターゲットには、プレイヤーコントローラーというものを指定します。これは「Get Player Controller」というノードを用意してつなげておきしょう。
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