■キーでアクタが回転し続ける
では、「Is Input Key Down」を利用した簡単な例を作成してみます。先ほどのサンプルを、「キーを押している間、アクタが回転し続ける」というように変えてみます。
●ノードの作成
「Tick」ノード――おなじみ、Tickイベントのノードですね。
「Get Player Controller」ノード――プレイヤーコントローラーを得るノードです。
「Is Input Key Down」ノード――これが今回のポイントとなるノードですね。キーの状態を調べるものです。
「ブランチ」ノード――条件分岐のノードです。
「Add Actor Local Rotation」ノード――アクタを回転するノードでしたね。
操作するアクタのノード――ここでは「Cube」ノードを使っていますが何でもかまいません。
●ノードの接続
「Tick」→「ブランチ」
「Get Player Controller」の「Return Value」→「Is Input Key Down」の「ターゲット」
「Is Input Key Down」の「Return Value」→「ブランチ」の「Condition」
「ブランチ」の「True」→「Add Actor Local Rotation」
操作するアクタのノード→「Add Actor Local Rotation」の「ターゲット」
●ノードの設定
「Get Player Controller」の「Player Index」を「0」に設定。
「Is Input Key Down」の「Key」を「Z」に設定。
「Add Actor Local Rotation」の「Delta Rotation」を「X:10」「Y:0」「Z:0」に設定。
これでプレイすると、Zキーを押している間、アクタが左に回転し続けるようになります。離せば停止します。サンプルではZキーだけですが、同様にしてXキーの操作も追加してみましょう。
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